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★【皇室ウイークリー】(371)両陛下、福島県民へねぎらいや激励のお言葉 愛子さま、学習院中等科の百人一首大会で約40枚を取るご活躍
2015.2.21 06:00
天皇陛下は17日、皇居・宮中三殿で「祈年祭の儀」に臨まれた。祈年祭は、宮中祭祀(さいし)で
最重要とされる11月23日の新嘗祭(にいなめさい)と対をなすもので、新嘗祭で稲などの収穫を
神々に感謝し、祈年祭では新たな年の豊作を祈願するという。儀式では、陛下に続いて皇太子さまが拝礼された。
天皇、皇后両陛下は18日、皇居・御所に福島県の内堀雅雄知事を招き、東日本大震災と東京電力
福島第1原発事故からの復興状況について説明を受けられた。県によると、3月11日で発災から
丸4年となるのを前に現状を聞きたいとの両陛下のお気持ちが伝えられ、内堀知事が復興イベントで
上京予定だったこの日に日程が組まれたという。
内堀知事によると、両陛下は約1時間、資料をめくりながら丁寧に話を聞かれた。
震災後にお見舞いなどで訪問された町の様子、仮設住宅での暮らしぶり、風評被害などを克服する
農家らの状況などについて質問を重ねられたといい、内堀知事は「避難者、子供たちの状況を非常に
気にかけ、県民へのねぎらいや激励の言葉をたくさんかけていただいた」と述べた。
この日はさらに、両陛下でミャンマーなどの駐日大使夫妻との午餐(ごさん)を皇居・宮殿で催され、
秋篠宮妃紀子さまとともに次女の佳子さまが成年皇族として初めて臨まれた。
天皇陛下は20日、宮殿でカタールのタミム首長と会見し、宮中午餐にも招かれた。
午餐には皇太子さま、秋篠宮さまが陪席された。宮内庁によると、会見では、首長が東日本大震災の際、
日本から天然ガスの供給拡大の要請があり、すぐに応じたことを振り返り、「親密な日本への義務として
対応した」と話した。陛下は「多大な支援をいただいたことに感謝します」と謝意を示されたという。
皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは16日、学習院女子中等科の百人一首大会に
参加された。小町恭士東宮大夫によると、大会は約10人のグループで札を取り合うもので、
愛子さまは100枚のうち約40枚を取り、グループの中で1番になられたという。
秋篠宮さまは15日、日帰りで福岡市を訪問し、寛仁(ともひと)親王殿下の跡を継いで総裁を務める
「恩賜財団済生会」の総会であいさつされた。18日には山階鳥類研究所の総裁として、
松山市内で開かれた同研究所の「四国地区賛助会員の集い」にご臨席。約170人を前にあいさつし、
研究事業などへの支援に感謝を示された。
常陸宮妃華子さまは18日、東京芸術劇場(東京都豊島区)で開催中の「なるほど展」をご覧になった。
同展は「婦人発明家協会」の主催で毎年開かれ、全国の主婦ら女性のアイデアによる日用品などの作品を展示。
女性皇族方が鑑賞に訪れられている。
常陸宮ご夫妻は20日、東京都千代田区のパレスホテルで、高松宮妃癌研究基金の「平成26年度学術賞等贈
呈式」に臨まれた。常陸宮さまは学術賞の受賞者2人に賞状などを手渡した後、「心からお祝いいたします。
表彰されたみなさまがこれを機にこれまで以上に研鑽を積まれ、成果をあげられるよう希望します」と
お言葉を述べられた。
同基金は、母をがんで亡くした高松宮妃を名誉総裁に迎えて昭和43年に創設され、がん研究で特に優れた
業績を挙げた研究者を表彰している。寛仁親王殿下が薨去(こうきょ)された後、常陸宮さまが総裁を務められている。
三笠宮家の彬子さまは14、15日に北海道美瑛(びえい)町を訪れ、父のお名前を冠した
「寛仁親王記念第38回丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン」の開会式などに臨席された。
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