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★外相 慰安婦問題で粘り強く理解求める
2月20日 14時10分
岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、
韓国社会には誤解が定着しているなどと指摘した本に関連して、
「日本に対する評価は事実に基づいて行われるべきだ」としたうえで、
これまでの日本側の取り組みを韓国側に説明し、粘り強く理解を求めて
いく考えを示しました。
いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、韓国のセジョン大学のパク・ユハ教授は、
おととし出版した「帝国の慰安婦」の中で被害を生んだのは日本の植民地支配に
原因があるなどと日本の責任を強調する一方で、韓国社会には「２０万人の
少女が日本軍に強制連行された」という間違ったイメージが定着していると
指摘しています。
これに関連して岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、「政府として書籍に
コメントすることは控えるが、日本に対する評価は事実に基づいてしっかり
行われるべきだ」と述べました。
そのうえで岸田大臣は「慰安婦問題について、これまで日本としてさまざまな
取り組みを行ってきた。そうした取り組みをしっかり評価してもらい、
引き続き粘り強く議論を続けていきたい」と述べ、元慰安婦の女性へ
の償い金の支給など、これまでの日本側の取り組みを韓国側に説明し、
粘り強く理解を求めていく考えを示しました。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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