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★日本が「普通の軍事力持つ国へ努力」 英戦略研が分析 米中次第で一層の防衛力強化の可能性を指摘
2015.2.18 18:49
【ロンドン=内藤泰朗】英国の有力シンクタンク国際戦略研究所(IISS)は17日、
日本の防衛政策に関する報告書を発表した。中国の軍備増強など数々の課題があると指摘した上で、
米国の対応次第では、日本が一層の防衛力強化に動く可能性があると分析している。
報告書は、日本の2015年度防衛予算が過去10年以上で最高レベルとなる4兆9800億円に達し、
3年連続の増額となると説明。多発する「グレーゾーンの偶発事件」への対処をその理由に挙げ、
海軍力を増強し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など日本近海にも進出している中国の存在を指摘した。
また、日本が離島防衛を念頭に防衛装備の拡充・近代化を図るとしていることなどを挙げ、
「世界第3位の経済大国として普通の軍事力を持つ国となる努力」をしていると分析した。
報告書は、「米中両国の力関係が将来、均衡状態となったとき、日本は困難に陥る恐れがある」とし、
米国が日本の安全保障上の懸念に明確に答えることができなければ、「日本の防衛担当者たちは、
さらに進んだ防衛力強化に動かざるを得なくなるかもしれない」との見方を示した。
URLリンク(www.sankei.com)