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★舛添知事、シドニー訪問に意欲 都市外交「五輪の経験を学べる」
2015.2.16 22:18
12日で初登庁から1年を迎えた東京都の舛添要一知事は16日、
産経新聞の単独インタビューに応じ、就任以降進めている都市外交について
「オリンピックをやった街からいろいろ学べる」と意義を語り、2000年大会が
開かれた豪シドニーへの来年度訪問に意欲を示した。姉妹友好都市であるインドネシアの
ジャカルタも候補に挙げた。
都は来年度当初予算案に都市外交の関連費として計90億4000万円を計上。
うち2億4400万円が知事の出張5回分の経費とされているが、
訪問する都市は明示されていなかった。
舛添氏は都市外交について、記者会見で「東京五輪を控え、世界中の国々から協力を得なければ、
成功はおぼつかない。成功を得るために外交をやるのは当然のこと」と説明。
単独インタビューでも、北京やロンドン視察が「五輪の経験を学ぶ上で、
非常に参考になった」と成果を述べた。
来年度の訪問都市については「今のところはまだ決めていません」としつつも、
姉妹友好都市であるモスクワ、パリには過去20年以上、知事が公式訪問していないとし、
「これでは姉妹友好都市の意味がない。誰が知事でも行かないといけない」と説明。
中でも「姉妹友好都市であり、オリンピックの経験を学べるのはシドニーだ」と述べ、
シドニーがある豪ニューサウスウェールズ州への訪問に意欲を示した。
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)本部などがあるジャカルタについても、
「いろいろな意味で大きな街だ」として、訪問して五輪への協力を求めたい考えを示した。
舛添知事は昨年2月の就任以降、計6回の海外出張をこなし、北京やソウル、ロンドンなどを歴訪。
関係の冷え込む中韓訪問では、朴槿恵(パク・クネ)大統領らの歴史認識に関する発言への
対応をめぐって批判も出た。
舛添知事は「(国家間の)関係が悪いのはいいことではない。ソウルや北京では大学の講演で
率直に思いを伝え、学生からの質問を受けた。(改善に向けては)そういうことを一つずつ
積み上げていくしかない」と説明。今後も「やれるだけのことをやりたい」と述べた。
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