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★宮崎監督、異質文明風刺は間違い 描き方に持論
フランス週刊紙銃撃事件を受け、映画監督の宮崎駿さんが16日放送のラジオ番組で、
風刺画の在り方について「異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア
(風刺画)の対象にするのは間違いだ」などと持論を述べた。
宮崎さんが出演したのはTBSラジオのニュース番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」で、
ジャーナリスト青木理さんのインタビューに答えた。
宮崎さんは風刺画について「まずもって自国の政治家にやるべきであって、
他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と指摘。その上で、他の文明が
崇拝しているものを対象にすることは「やめた方がいい」と話した。
2015/02/16 20:22 【共同通信】
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★宮崎駿監督大いに語る「長編はしんどい」
(中略)
「世界的な無秩序は、これからさらに起こってくるだろうと思う。そういう時に(首相の)
安倍さんの言うことはシンプルすぎる、という懸念は僕は持っている。もう少し腹に複雑な
ものを抱えてやらないと。そういう時、平和憲法って役に立つんですよ。憲法を守らなきゃ
いけないんでね、ちょっとそっちに行きたいけど、行けないんですって」
「前と同じ論法で、平和憲法を守っていれば平和になるんだ…というような考え方でやれるほど、
世の中は甘くなくなってきているのは確かだと思う。いろいろな要員が増えて、
膨らんでうごめいている時期に来た。どう渡っていったらいいか…ということだと思う。
僕は簡単に言うと、日本が世界の真ん中においた地図を作らないで、隅っこに置いた地図を作る。
基本的に、今、ゴチャゴチャになっている中近東、中欧の折り重なった歴史に比べれば
(日本の歴史は)単純だと思います。何が一番問題化といったら、帝国主義の時代、
日本も自分たちが支配されないように努力した結果、自分たちも帝国主義のマネをした。
結果的に300万人の死者を出す戦争をして、原爆を2発落ちる目にあった。隣の国の恨みは
消えてない。法的に解決しても、くすぶっている。それも何とかしなければいけないことなんですが、
世界全体の歴史から見ると、ずいぶん分かりやすい歴史なんですよ。それが、僕らが地政学上、
一番端っこにいる良さだと思う。(中略)知恵で何とかやっていける場所にいると思いますよ、
日本は。民族と宗教が入り乱れてグシャグシャになって、しかも自然破壊とどうしていいか
分からない人口を抱えて、やってる国に比べたら、日本は何とかなると思います」。
[2015年2月16日18時43分]
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