【野口裕之の軍事情勢】中国の野望をくじく日本と台湾~海洋への“9つの出口”「第一海峡線」at NEWSPLUS
【野口裕之の軍事情勢】中国の野望をくじく日本と台湾~海洋への“9つの出口”「第一海峡線」 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/02/16 13:59:02.15
★【野口裕之の軍事情勢】中国の野望をくじく日本と台湾
2015.2.16 06:00

中国の初代国家主席・毛沢東(1893~1976年)は暗殺におびえ看護婦=愛人ら
極限られた者しか寝屋に入れなかった。哀れ、異常な猜疑心は被害妄想や心気症を招き、
睡眠薬の力を借りねば眠れなくなる。猜疑心や妄想は毛が創った中国共産党に憑依して宿痾となった。

妄想高じて東シナ海や南シナ海に、天地の創造主が造った「超弩級不沈空母」が3隻も見えるらしい。
かつてのアヘンよろしく大気・水脈汚染に因る症状かと心配したが、あながち幻覚ではなさそう。
中国大陸側に立ち日本列島+南西諸島や台湾、フィリピンを眺めると、中国軍の絶対防衛線・第一列島線
沿いに“遊弋”する巨大な不沈空母に見えるようだ。しかも中国を囲むように。

ところが、第一列島線は中国にとっては出撃の「出城」。日-台-比の間を抜けられなければ、
尖閣諸島(沖縄県石垣市)など東/南シナ海の島嶼侵略・防衛はままならない。
軍事や経済を下支えするエネルギー・食糧輸入も激減する。台湾・朝鮮半島有事で来援するかも
しれない米軍を阻止する守りの「長城」でもある。

ですがモシモシ。自身が軍事膨張を止めれば空母の幻影は絶対に見ない。自ら招いた「中毒症状」を反省し、
中共は“治療”に努めてほしい。もっとも「中華民族の偉大なる復興」の狂信性は不治の病。
乱心し、巨体が手にした棍棒で、狼藉を一層激化させる前に隔離できぬものか…。

・「九つの出口」を意識

隔離には日-台-比の国防力の飛躍的増強と覚悟・団結が不可欠となる。
中国国営通信系週刊紙は2010年《中国が意識する九つの出口》を報じたが、何となく悲壮感が漂う。

(1)日本海→宗谷/津軽海峡→太平洋(2)東シナ海→大隅海峡→太平洋
(3)東シナ海→トカラ海峡→太平洋(4)東シナ海→宮古水道→太平洋(5)東シナ海→与那国西水道→太平洋

(6)東シナ海→台湾/バシー・バリンタン海峡

(7)南シナ海→シンガポール海峡→マラッカ海峡→インド洋(8)南シナ海→スンダ海峡→インド洋
(9)南シナ海→ミンドロ海峡→マカッサル海峡→ロンボク海峡→インド洋

インド洋への出口は(7)~(9)。東シナ海~台比近海を通り西太平洋が(6)。
残り(1)~(5)は全て日本絡み。いずれにせよ《九つの出口》は、最近の中国海軍の
演習パターンと同じで、緒戦での支配を狙っている。

そも中国沿岸には経済の中心地が多く、米軍の戦略爆撃に脆弱。中国軍にとり第一列島線内側は
絶対防衛圏だが、打って出て米軍をより遠方で撃破する戦略も描く。また第一列島線が堅牢でなければ、
対米報復核戦力残存の切り札=長距離弾道核ミサイル搭載の戦略原子力潜水艦を沈めておく
聖域・南シナ海の安全が確保できない。

・「不沈空母」の幻影

出撃・防御いずれにせよ第一列島線を確保できずして中国軍の戦略・作戦は成り立たない。
第一列島線上沿いに中国を取り囲む日-台-比を中国が不沈空母とみなし、
病的なまでにうろたえる理由がここにある。

とりわけ日比間に位置する台湾は、第一列島線を吊り橋に例えると真ん中で支える主柱。
巨大な吊り橋は、重い負荷に耐える主柱なしには耐えられまい。実のところ、この例えをはじめ
何カ所かはシンクタンク・日本戦略研究フォーラム編纂の《中国の野望をくじく日本と台湾》より拝借した。
小欄も高誼を賜る自衛隊退役将官らの共著で、今回のタイトルも本と同名にさせていただいた。>>2へ続く

URLリンク(www.sankei.com)
中国が意識する「九つの出口」=2015年2月14日現在
URLリンク(www.sankei.com)

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