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★首相、米で戦後７０年演説へ＝大型連休の訪問調整
安倍晋三首相は、今年前半で検討していた訪米について、４月下旬からの大型連休中とする
日程で調整に入った。２００６年の小泉純一郎首相以来の公式訪問となり、オバマ大統領と会談し、
同盟関係の一層の強化を確認する。首相は政策スピーチも行い、今年が戦後７０年に当たることを
踏まえて平和国家としての日本の歩みを訴える考えだ。
首相は１３日、来日中のブリンケン米国務副長官と会談し、訪米成功に向けて協力していくことで一致。
岸田文雄外相は同日の記者会見で、首相訪米について「戦後７０年の大きな節目に当たり、
アジア太平洋地域の安全保障環境などを考えるとき、大きな意義がある」と強調した。
日米両政府は、首相と大統領の首脳会談に合わせて共同文書の発表を検討。
日米は現在、防衛協力の指針（ガイドライン）再改定、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）について
協議しており、文書には安全保障、経済をはじめ幅広い分野での日米協力の在り方を盛り込みたい考えだ。
外務省幹部は「今後も日米がアジア太平洋地域で重要な役割を果たしていくことを確認したい」と話している。
政策スピーチで首相は、平和国家としての歩みを今後も堅持していくことや、
日米両国が連携して地域の安定に貢献していくことを表明する方針だ。
首相はワシントン以外も訪れる方向。日米の友好関係を広くアピールする狙いがあり、候補地として、
米太平洋軍の司令部が置かれているハワイや、ＩＴ企業の拠点のシリコンバレーが挙がっている。（2015/02/13-21:20）
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