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★「事故前の生活崩壊に慰謝料を」旧避難区域住民が集団提訴 国と東電に総額37億円求める 福島・田村市都路地区
2015.2.9 10:32
東京電力福島第1原発事故で自然豊かな地域での生活を奪われたとして、
福島県田村市都路地区の旧緊急時避難準備区域の住民約100世帯約340人が9日、
国と東電に対し、1人当たり1100万円の慰謝料など総額約37億円の損害賠償を求め、
福島地裁郡山支部に提訴した。
原告弁護団によると、住民らは原発事故前の生活や家族だんらん、
地域コミュニティーが崩壊したことに対し慰謝料を求める。
緊急時避難準備区域は平成23年4月、原発から20~30キロ圏を中心に福島県の5市町村で指定。
同年9月に解除され、同区域の住民に対する慰謝料は24年8月末で打ち切られている。
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