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★冨田選手、韓国で通訳なし公判 窃盗事件の内容理解できず
【仁川共同】昨年9月に韓国・仁川アジア大会でカメラを盗んだとして窃盗罪で略式起訴され、
後に無実だとして正式裁判を求めた競泳の冨田尚弥選手(25)の公判が2日、仁川地裁で開かれた。
法廷通訳人が出席せず、韓国語が分からない冨田選手が内容を理解できないまま審理が行われた。
弁護人の黄文錫弁護士が、自分が通訳も兼ねるとして審理の続行に同意したが、
証拠採用をめぐる同弁護士と検察との応酬や裁判官による訴訟指揮の説明は廷内で
冨田選手に伝えられず、被告人の権利保護が十分だったか疑問だ。
通訳の不在について裁判所は「通訳人が公判期日を錯覚し来なかった」と弁明した。
2015/02/0217:50【共同通信】
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