【社会】「朝日新聞」と「ベトナム人奨学生」~新聞は絶対書かない「留学生」の「違法新聞配達」 - 出井康博at NEWSPLUS
【社会】「朝日新聞」と「ベトナム人奨学生」~新聞は絶対書かない「留学生」の「違法新聞配達」 - 出井康博 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/01/30 21:33:17.63
★「人手不足」と外国人(6) 新聞は絶対書かない「留学生」の「違法新聞配達」 - 出井康博
新潮社フォーサイト2015年01月29日 18:29 

介護施設や建設現場、深夜も稼働する工場や宅配便の仕分け作業……。普段の生活では接点の乏しい職場で、
外国人労働者が確実に増えている。しかも彼らは「労働者」として日本に入国していない。
今や留学生の存在なしでは成り立たくなった「新聞配達」も、そうした職種の1つである。

午前4時―。静まり返った東京近郊の住宅街に原付スクーターのエンジン音が響いていた。
気温は0度近くまで下がり、人通りは全くない。時たま巡回中のパトカーやタクシーとすれ違うくらいだ。

スクーターのハンドルを握るベトナム人のタン君(20代)は2012年3月の来日以降、
日本語学校に通いながら新聞配達を続けてきた。

「新聞配達は楽しいです。早起きもすぐに慣れました」

タン君の仕事は午前2時に始まる。約350部の朝刊を配った後、午前中は日本語学校で授業を受け、
午後から夕方にかけ夕刊を配達する。休みは週1日だけだ。

来日当初は日本語の表札も読めず、配達先の特徴を図柄で記した「順路帳」が手放せなかった。
しかし、現在の仕事ぶりは日本人と全く遜色ない。ヘルメットにマフラー、マスク姿で配達する
タン君を見かけても、誰も外国人だとは気づかないだろう。

新聞配達は今、深刻な人手不足に見舞われている。とりわけ都会ではその傾向が強い。
同じく人手不足に悩む建設現場などは、実習生を受け入れて凌いでいる。しかし、新聞配達は
「外国人技能実習制度」の対象外だ。そこで急増しているのが留学生のアルバイトである。
特に目立つのがベトナム人で、タン君の販売店では十数人の配達員のうち半数以上を占める。
都内には、配達員すべてがベトナム人という店もある。

だが、「新聞配達をする外国人」は新聞などでは全くニュースにならない。それは配達現場で横行する
「法律違反」や「未払い残業」といった不都合な現実があるからだ。

・「朝日新聞」と「ベトナム人奨学生」

そもそも、なぜベトナム人留学生の新聞配達が増えたのか。きっかけをつくったのは「朝日新聞」だ。

朝日新聞の販売店は、1980年代前半から中国人を新聞奨学生として受け入れていた。
朝日新聞本社と中国の関係機関が始めた友好事業の一環である。ベトナムからの受け入れは約15年前に始まった。
同紙の奨学生採用を担う朝日奨学会東京事務局関係者がベトナムの日本語学校と交渉し、受け入れルートを開拓した。
その後、中国の経済成長に伴い、中国人奨学生の来日は減った。代わって増えたのがベトナム人である。
販売店で人手不足が進んだからだ。

ベトナムは今、日本への留学ブームの真っ只中にある。とはいえ、私費留学では多額の借金を背負うことになる。
その点、新聞奨学生となれば日本語学校の学費が支払われ、アパートも提供されたうえに月10万円程度の
収入も見込める。ベトナムの若者には恵まれた条件だ。朝日新聞販売店関係者が言う。

「ベトナム人奨学生の受け入れは3人からスタートしました。それがこの2~3年で急増し、昨年3月には約100人、
今年3月は150人以上が来日する予定です。加えて毎年秋に数十人が来日し、今年からは大阪でも受け入れが始まる」

ベトナム人奨学生の契約期間は日本語学校に通う2年間だ。「150人」は少なく聞こえるかもしれないが、
あくまで奨学会が採用し、販売店に振り分けたベトナム人の数である。他にも販売店は個別に留学生を
アルバイトとして雇っている。それを合わせれば、「首都圏の朝日新聞販売店だけで恐らく500人を超す
外国人が働いている」(販売店関係者)と見られる。500人が1人350部を受け持てば、配達部数は18万部近くに上る。
>>2へ続く

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