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【政治】「賛成意見が出ないのは寂しいな…」保守派のスター・稲田朋美氏に訪れた試練「農協改革」 “首相”と“党”板挟みに - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/01/25 15:38:58.09
★【名言か迷言か】「賛成意見が出ないのは寂しいな…」保守派のスター・稲田朋美氏に訪れた試練「農協改革」 “首相”と“党”板挟みに
2015.1.25 11:00

安倍晋三首相肝いりの農協改革の実現に向け、自民党内で本格的な議論が始まった。
稲田朋美政調会長は全国農業協同組合中央会(JA全中)の指導権・監査権廃止を念頭に、
「中央集権的な農業での地方分権を目指す」と意気込むが、農林族議員を中心に党内の反発は強い。
昨年9月の内閣改造・党役員人事で首相に「保守派のスターにしたい」と大抜擢(ばってき)された稲田氏に、
最初の大きな試練が訪れた。

20日午後に自民党本部で開かれた政調幹部会議。

農協改革をテーマに、稲田氏はJA全中の指導権・監査権を廃止し、地域農協の自立性を確保することで
農家の所得を向上させるという改革の理念を訴えた。その上で「この改革は決して農協つぶしではない」と協力を求めた。

幹部の一人は「農協の監査は今の制度がベストだ。稲田さんは前のめりになっている」と冷や水を浴びせた。
これに対し、稲田氏は居並ぶ先輩議員らを前に、こう言い返した。

「世間に広がっている『農協つぶし』のイメージが間違っている。間違っていることを間違っているといっているだけです」

結局、会議は結論は出ないままに終わった。

幹部会議の直前には、農協改革の法案検討プロジェクトチーム(PT、吉川貴盛座長)の会合が党本部で開かれた。
若手からベテランまで集まった会合は、本格的な党内議論のキックオフとなったが、「なぜ監査権をなくせば
農家の所得が増えるのか」「経済合理性だけで考えてはいけない」「中央会制度は維持すべきだ」と改革への批判が噴出した。

昭和40年代に580万人を超えた農協の正組合員は、平成24年に約461万人にまで落ち込んだ。
それでも、選挙での農協の影響力は無視できない。このため「改革を急ぎすぎると、来年の参院選が
どうなるか分からない」と農協の反発を懸念する声も上がった。

日頃は強気な発言も多い稲田氏だが、この日ばかりは周囲に「賛成意見が出ないのは、さびしいなあ…」とつぶやいた。

弁護士として「靖国裁判」や「百人斬り訴訟」に取り組んでいた稲田氏を平成17年に政界に引き込んだのは当時、
党幹事長代理を務めていた安倍首相だった。安倍首相の稲田氏への信頼は厚く、第2次安倍政権では衆院当選3回だった
稲田氏を行政改革担当相に起用した。稲田氏も首相の期待に応え、霞が関の抵抗が激しかった公務員制度改革を成し遂げた。

当選3回(現在は4回)での政調会長起用に、周囲からやっかみも漏れたが、稲田氏は「まったく周りの声は気にならない」
と淡々と職務をこなしてきた。

ただ、農協改革は安倍首相が「岩盤規制打破の象徴」と捉え、「中央会には脇役に徹していただく」と並々ならぬ
意欲を見せるだけに、さすがの稲田氏の肩にも重くのしかかる。

稲田氏は農林族議員が議論の中心になりがちな法案検討PTとは別に、党規制改革推進委員会でも検討を進める方針だ。
農協改革に積極的な後藤田正純衆院議員を委員長に起用し、改革に前向きな他の中堅・若手議員らとも連携しながら、
改革への機運を盛り上げたいと考えている。

実は、安倍首相は、稲田氏の政調会長就任にあたり、党重鎮の二階俊博総務会長の名を挙げ、「困ったことがあれば、
二階さんの協力を得たほうがいい」とアドバイスしたことがある。その二階氏は20日の記者会見で、
農協改革について「できるだけ時間をかけて慎重に議論をしていくことが大事だ」と述べた。

首相の期待を背負った稲田氏は、トップダウンで早期決着をつけたいところだろう。
しかし、二階氏ら党側は持久戦を主張する。稲田氏は「首相」と「党」との狭間に立たされている。(政治部 力武崇樹)

URLリンク(www.sankei.com)


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