【正論】白人の世界支配がようやく終わろうとしている今、新しい宗教戦争が始まろうとしている~イスラムテロに絡む歴史の背景 石原慎太郎氏at NEWSPLUS
【正論】白人の世界支配がようやく終わろうとしている今、新しい宗教戦争が始まろうとしている~イスラムテロに絡む歴史の背景 石原慎太郎氏 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/01/23 12:43:56.52
★【正論】イスラムテロに絡む歴史の背景 作家・石原慎太郎
2015.1.23 05:02

誤解を招かぬために前言しておくが、私はたまたまワシントンに滞在中、間近に目にした9・11の
連続テロに始まる「イスラム国」を含めての中東やアフリカにおけるイスラム系の残酷で非人道的な
テロに共感する者では全くない。

しかし、今回のパリにおける新聞社襲撃などが続く無残なテロ勃発の度、極時的に起こる非難の中に
根底的に欠落しているものが在るような気がしてならない。

それはこれらの事件が人間が文化を保有し、さらに加えて、いくつかの宗教を派生させてきた
長い歴史の流れの中のいかなる時点で勃発したかという視点である。

≪現在も続く文明の相克と悲劇≫

ナイジェリアで多数の女子を誘拐し、奴隷化するなどと宣言したテロ団の指導者がカメラに向かって
わめいていた「われわれはキリスト文明の全てを破壊するのだ」という宣言には、実はきわめて
重い歴史的な意味合いが在る。

かつてニーチェは「西欧における神は死んだ」と言ったが、その神をこそ彼らは今改めて殺すと
称しているのだ。しかし大それたその宣言の背景には、実は重く長い歴史的蓋然性があることを忘れては、
この問題への正しい対処はあり得ない。

ヘーゲルは「歴史は他の何にもましての現実だ」と説いたが、キリスト教文明とイスラム教文明の
相克ははるかに古く、2世紀におけるサラセン帝国とキリスト教圏との衝突に始まり、
中世の十字軍騒動以来、実は今日まで続いている。

暗黒の中世期は主にはヨーロッパが獲得した3つの新しい火薬、印刷術、そしてアラブ人から伝授された
大洋を渡る航海技術によって終焉(しゅうえん)し、新しい文明の所産である新しい技術が古い文明を
駆逐してしまうという歴史の力学を世界中で展開した。

その典型はスペイン人が持ち込んだわずか3丁の鉄砲が、インカ帝国をあっという間に滅ぼしてしまった
という歴史の悲劇にうかがえる。そしてその悲劇は、イスラム教徒を含む他のほとんどの有色民族に
及んだのだ。それこそが中世期以後の歴史の本流の姿に他ならない。 >>2へ続く

URLリンク(www.sankei.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch