暇つぶし2chat NEWSPLUS
- 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/01/16 23:06:06.02
★戦後70年、日本が謝罪しても東アジア情勢は改善せず
By ANDREW BROWNE 2015 年 1 月 14 日 11:12 JST 更新

第2次世界大戦の終戦から70年を迎える今年、「懺悔(ざんげ)のモデル」のドイツのように
振る舞うよう日本に求める声が一段と高まる公算が大きい。

ドイツほど深い悔恨を鮮明にした国はかつてない。史上最も破壊的な戦争のあと、
ドイツは苦しみながら自己反省して謝罪した。それが再び平和が脅かされるとの恐怖を
沈静化させる一助となった。安心した欧州は、和解が可能になった。

これとは対照的に、日本が戦争という過去を振り返るとき謝罪していると感じられないことが多い。
これが、日本の軍国主義によって辛酸をなめた中国と韓国との関係が依然としてとげとげしい理由
だとされている。また、尖閣諸島(中国名は釣魚島)をめぐる日中両国の緊張の高まりが武力衝突に
つながるのではないかとの現実的な懸念にもつながっている。

日本はきっぱりと全面謝罪すべきだとの議論がある。東アジアの緊張緩和のためだというのだ。
そして東アジア地域の政治家、学者、そして戦争犠牲者のグループの間では、安倍晋三首相が
日本の降伏70周年の8月に何を言うかに既に期待が高まっている。

そんな簡単な話ならどんなに良いことか。

だが第一に、日本がこれまで公式の謝罪を出し惜しみしてきたというのは事実ではない。

日本が戦時中の自らの苦しみにひたる傾向があると批判することはできる。
同様に、学校の教科書で戦時中の旧日本軍の残虐行為を過小評価する一方、広く行われた奴隷労働、
南京大虐殺、そして旧日本軍のために性奴隷とされた「慰安婦」の強制徴用といった諸事実を
公的な立場にある人々が声高に否定していることも批判できる。

しかし日本の指導者たちが謝罪しないと非難することはできない。この数十年間、彼らは繰り返し謝罪してきたからだ。

例えば1991年、当時の宮沢喜一首相はアジア太平洋で日本が与えた「耐え難い苦しみと悲しみ」
に許しを請うた。また降伏50年目の1995年に当時の村山富市首相は植民地支配と侵略について
「痛切な反省の意」を表し、「心からのおわび」を表明した。

だが、日本の指導者で、ドイツ(当時西独)のウィリー・ブラント首相が1970年にワルシャワ・ゲットー
蜂起の記念碑前でひざまずいた象徴的な行動に匹敵することを行った人は皆無だ。
2001年に当時の小泉純一郎首相が韓国で花輪をささげ、植民地支配を謝罪したぐらいだ。

第二に、安倍首相が本格的に謝罪するとしても、それが大いに役立つかどうか全く明白ではない。
それはかえって事態を悪化させるかもしれない。

「謝罪する国々:国際政治における謝罪(Sorry States: Apologies in International Politics)」の
著者ジェニファー・リンド氏は、謝罪は和解のために必要であるとの広く浸透した考えに異議を唱える。
同氏は、ドイツとフランスは、ドイツが実際にナチの残虐行為を償い始める以前ですら仲直りしていたと
指摘している。一世代(20-30年)という年月が必要ではあったが。

加えて、謝罪は政治的にリスキーだ、とリンド氏は言う。それは謝罪する国において反発を引き起こしかねないからだ。

それこそ日本で起こっていることだ。日本では、公式謝罪は右翼のナショナリストやその他の過激主義
者から否定の声が一斉に出てくる引き金になっており、謝罪に込められた誠意を台無しにしている。

安倍首相につきまとう問題は、同首相がこの種の人物を重要なポジションに任命してきたことだ。
それが、安倍氏の真意がどこにあるのかという疑念が持ち上がるきっかけになっている。
安倍首相は2013年、A級戦犯が他の戦没者とともに合祀(ごうし)されている靖国神社を参拝し、
同首相を批判する陣営に攻撃材料を提供した。それが中国と韓国をして安倍氏は悔い改めない
軍国主義者とのレッテルを貼らせることになったのだ。

これは厄介な事態だ。もっと謝罪をしても、それは東アジアにおける真の問題を解決しないだろう。
歴史をめぐる議論は、同地域の政治家たちによってそれぞれの国内目標のために利用されているのだ。

歴史論議は、この地域では競合するナショナリスト的なアジェンダ(目標)をあおる。
それらは



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch