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★本部ビル売却決定なのに「朝鮮総連」が最後に笑うシナリオ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 12月10日(水)8時0分配信
日本有数の“ワケあり物件”を巡る騒動は、未だ一件落着とはいきそうにない。
マルナカHD(以下、マルナカ)への売却がようやく決まった朝鮮総連本部ビルだが、
今後の雲行きは怪しさを増すばかり。ここまで迷走を重ねた挙句、最後に総連が“笑う”シナリオまで浮上しているのだ。
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最高裁は11月4日に総連の不服申し立てを棄却。これによって総連の“虎の子”である本部ビルは、
香川県の不動産投資会社・マルナカに売却されることが確定した。
公安関係者によれば、
「マルナカはすでに代金の22億1000万円を東京地裁に納付した。とはいえ、
今年3月の落札から所有権移転まで実に9カ月を要したことになります」
ご承知の通り、マルナカが本部ビルを手にするまでにはあまりにも長い紆余曲折があった。
東京地裁は昨年3月に本部ビルの土地・建物を競売に掛けたが、約45億円で落札した最福寺は資金を調達できずに断念。
再入札で落札したモンゴル系企業も書類の不備で撥ねられ、次点のマルナカにお鉢が回ってきた格好だ。社会部記者が語る。
「ところが、最高裁は今年6月、総連側の不服申し立てを受けてマルナカヘの売買手続きの一時停止を決めました。
拉致被害者の再調査を盛り込んだ日朝合意の直後だったため、最高裁が“政治的配慮”で異例の措置に踏み切ったのでは、
と取り沙汰されました」
■継続使用の算段
兎にも角にも本部ビルを手中に収めたマルナカは今後、総連に立ち退きを求める方針だ。しかし、
「当然ながら大人しく明け渡すとは思えません。たとえ東京地裁から引渡命令が出ても、総連側は執行抗告を
申し立てて徹底抗戦するでしょう。本部ビルは都内の一等地にあるため、複数のデベロッパーがマルナカに
商談を持ちかけているようですが、購入の条件は本部ビルを“更地”にすること。これでは転売の目処など立ちません」(同)
頭痛の種が尽きないマルナカだが、ここに来て“救いの手”を差し伸べる人物が現れたという。先の公安関係者が続ける。
「マルナカと同じ香川県出身の元国会議員です。政界引退後は地元で不動産業を営んでいる。
この人物が11月中旬に総連の許宗萬議長と密会していたという情報があるのです」
そして、実(まこと)しやかに囁かれ始めたのが次のようなシナリオである。
「まず、この人物がマルナカから本部ビルを購入して、さらに総連系の企業へと転売する。
その企業が本部ビルを総連に貸せば、これまで通り継続使用できるというわけです」
(同)
疑惑の元議員に質すと、
「総連の幹部と会ったことなど一度もないですよ。確かに香川はかつての選挙区ですから、
マルナカの社長とも面識はあります。ただ、いまの私にはそんな資金も能力もありません」
それでも疑いが晴れないのには理由がある。北朝鮮ウォッチャーによると、
「最高裁の判断が出た直後から、総連幹部は“この件は官邸と話がついているので問題ない”と触れ回っています。
つまり、転売を繰り返して、最終的に総連が本部ビルを賃借する算段が整っている、と」
それが実現すれば、今後も総連が何食わぬ顔で本部ビルに居座ることになる。
「競売の経緯を考えれば詐欺のような話です。朝銀の破綻処理に注ぎ込まれた公的資金は約1兆4000億円に上り、
そのうち約627億円が総連への不正融資とされた。総連は返済義務を負ったものの支払いに応じず、
結果、本部ビルが競売に掛けられました。ただ、本部ビルが売却されれば負債はチャラですし、
総連の継続使用を許せば司法の信頼が揺らぎかねない」(同)
血税は戻らず、総連が笑うだけのシナリオなど没にせねばなるまい。
※「週刊新潮」2014年12月11日号
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)