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★不正アクセス管理業者に実刑 中継サーバー悪用
2014/12/8 13:40
東京地裁は８日、不正入手した他人のＩＤとパスワードを使って大手インターネット
接続業者にアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反罪などに問われたネット管理業の
自称中国籍、劉伝聞被告（35）に懲役２年６月（求刑同４年）の実刑判決を言い渡した。
中里智美裁判官は判決理由で「コンピューターネットワークの基本秩序を揺るがす
悪質なもので正規利用者への影響も大きい」と述べた。
中里裁判官は劉被告がネットへの接続を中継する「プロキシサーバー」を複数設置し、
さらに１台のサーバーの中に仮想サーバーを複数設置する方式で職業的に不正アクセスを
繰り返していたと指摘。「利欲的動機による犯行で執行猶予の事案ではない」とした。
判決によると、劉被告は2013年６月～14年２月に約250回、大手サーバーに他人の
ＩＤやパスワードを入力して不正利用するなどした。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)