14/12/07 14:47:39.25
★候補者選び戸惑いも
14/12/04 (15:13)
日本の第47回衆議院議員選挙に伴う在外公館投票が、3日から6日までブラジル国内の各公館などで実施されている。
在サンパウロ(聖)総領事館管内では聖市リベルダーデ区の援協ビル5階(RuaFagundes,121)で
行われており、初日3日の午前9時半から約1時間で有権者20人ほどが投票に来場。
会場には、在聖総領事館館員10人と臨時アルバイト50人の計60人の人員が配置されている。
開場1時間前の午前8時半から投票所待合場で待機していた聖市サンタナ区在住の高良幸一さん
(79、沖縄)は今回で5回目の投票。「投票権を持っている限り、自分も投票しなければと
思って来ているが、はっきり言うと誰に投票していいか戸惑うよ」と率直な感想を話していた。
ある政党を支持し、訪日時にも投票した経験のある吉村美智子さん(67、北海道)は、母親と一緒に来場。
「これからの日本のことを考えると、政治家の人たちに頑張ってもらわないと」と日本の将来を
不安視していた。また、親戚たちがマット・グロッソ州ドラードスに住んでいるとし、
「(彼らは)遠いのでここまでは来れないですよ」と在外選挙の不備も感じているようだ。
これまで毎回郵便投票を行い、初めて直接投票を行った香山和榮さん(83、岡山)は、
「郵便投票はお金がかかりますが、自分の家で(候補者を)選べるので簡単でした。
(直接投票は候補者選びが)大変でしたが、郷里の人に入れました」と笑顔を見せていた。
二重国籍者の坂井サブリナ幸子さん(27)は2回目の投票ながら、前回は郵便投票し直接投票は今回が初めて。
投票はマナウスで働く1世の父親に勧められたとし、この日は2世の母親に付き添われて来場していた。
「日本語があまり分からないので、投票するのに苦労しました。(候補者の欄にポ語の)翻訳が
あれば助かりますが」と困惑した様子だった。
各公館及び援協での投票時間は午前9時半~午後5時。在外選挙人証及びオリジナルの身分証明書
(旅券、イデンチダーデ等)の持参が必要。
詳細は在聖総領事館(電話番号はリンク先へ)など、各公館まで。
2014年12月4日付
URLリンク(www.saopauloshimbun.com)
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