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★留学生と企業の交流会
海外事業を拡大していこうと、企業による留学生経験者の採用意欲が高まっていることから、
留学生と県内の企業が理解を深め、将来の求職や求人の活動に役立ててもらおうという交流会が長崎市で開かれました。
この交流会は県や県内の大学などでつくる「長崎留学生支援センター」が開いたもので、
留学生およそ50人と県内の企業の採用担当者が参加しました。
交流会では、中国に2つの工場を構える諫早市の金属加工メーカーの副社長が講演し、
「中国語を話せる社員がおらず、現地の工場に勤める社員とのコミュニケーションに苦労したが、
採用した中国人の留学生を活用した結果、改善された」と留学生を採用する意義を強調しました。
また、学生時代に諫早市の大学に留学し、現在は雲仙市の旅館で働いている韓国人の男性は、
「海外から長崎に移り住んだ自分にしかない『外部の目』をいかして外国人観光客の誘致に
取り組んでいる」と述べました。
企業の間では、海外事業の拡大に向けて留学生を採用しようという意欲は高まっていますが、
実際に県内の大学や大学院を卒業した後、地元の企業に就職する留学生の数は1割程度に
とどまっているということです。
交流会を主催した「長崎留学生支援センター」の山田樹市郎さんは、「留学生と企業の双方が
互いに理解し合うことがまず一歩だと思うので、この機会に交流を深めて欲しい」と話していました。
12月02日 19時02分
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