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【社会】車の事故と地震。どちらが怖いですか? 現実と感覚にリスクのギャップあり - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/11/28 13:24:20.24
★「交通事故より地震が怖い」
現実と感覚にリスクのギャップあり
(3)事故・災害
2014年11月27日(Thu)  漆原次郎

人はいつどこで、事故や災害に遭うかわからない。だが、死亡事故などの記録の蓄積から、
その事故や災害に遭って命を落とすリスクがどれくらいかは、だいたいわかっている。

ここで問題になるのが、統計的に算出された実際のリスクと、私たちが感覚として抱いている認知のリスクに、
差があるということだ。思っているほど遭うリスクが高くない事故・災害もあれば、その逆もあるという。

では、どうして、その差が起きるのだろうか。

この疑問をもちながら、筑波大学でリスク工学を専攻する谷口綾子准教授を訪ねてみた。
谷口氏は、とりわけ交通分野が専門で、人の移動が社会や個人に望ましい方向に変化することを
目指すモビリティ・マネジメントの研究をしている。適度な自動車の利用のあり方などを考えていく際、
リスクの観点は重要となる。

「車の事故と地震。どちらが怖いですか」と谷口氏が聞いてくる。

みなさんなら、どう答えるだろうか。多くの人は、大震災の報道などのイメージから「地震」と答えるかもしれない。

ところが、現実の死亡・行方不明者数では、自動車事故による人数が、地震による人数を圧倒的に上回っている。
戦後の交通事故の累計死者数は、現在まで約60万人にのぼる。一方、地震や津波による死者・不明者数は、
2011年の東日本大震災による2万人強や、1995年の阪神淡路大震災の約6400人の死者・不明者を含めても、
6万人ほど。桁が違う。

「死亡する確率は自動車事故のほうが高いのに、地震のほうが怖いという人が多い。
それは、リスク認知に差があるからです」 (以下略)

URLリンク(wedge.ismedia.jp)


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