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★職員が横領、自殺 浜松土地改良区
2014年11月19日
浜松市内の農業用水を管理運営する浜松土地改良区(同市北区)は十八日、会計経理担当の
三十代男性職員が、同区で管理する二つの水利組合連合会の預金口座から約一千万円を
横領したと発表した。職員が自殺し、残した遺書から事実が発覚した。
家族が全額を弁済しており、被害届の提出はしないという。
理事長を務める同市の星野悟副市長らが同日、市役所で記者会見し
「関係者、市民に大変ご迷惑をおかけした」と陳謝した。
同区によると、職員は二〇一三年七月から一四年十月にかけ、三方原用水「水利組合協議会」
連合会と天竜川下流用水水利組合連合会の預金口座から、キャッシュカードを使うなどの
手口で計四十回にわたって現金を引き落とし、水利組合の運営費に充てる預金のほぼ全額を着服した。
職員は十月二十七日に自殺。翌二十八日に家族から「水利組合のお金を使い込んだ」と
遺書に記述があると連絡があった。会計経理は自殺した職員が一人で担当し、預金通帳の
出金記録はこの職員以外は誰も把握していなかった。
同区役員による一三年度決算の監査が今月に迫っており、同区は横領が発覚することに
悩んだ末に職員が自殺した可能性があると推測している。同区の大澄茂雄常務理事は
「横領は全く気づかなかった。何に使ったかも把握していない」と述べた。同区は十七日付で
監督責任がある大澄常務理事を十分の一の報酬減額三カ月、総務課長と同課主幹を減給
(四十二分の一)三カ月、同課主任を戒告とする処分を出した。
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