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【神奈川新聞】中国残留邦人を考えるシンポ 中国語も通じず、食習慣も合わない1世の介護問題、一緒に帰国する2世3世の教育問題が課題 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/11/03 19:37:41.83
★中国残留邦人、進む高齢化 戦後70年前に考える
2014.11.02 14:00:00 神奈川新聞

戦後の混乱で旧満州に取り残された中国残留邦人。来年、戦後70年の節目を迎えるのを前に、中国残留邦人への
理解を深めるシンポジウムがこのほど、横浜市内で開かれた。最も大きな問題として指摘されたのは、残留邦人
1世の高齢化だ。その1世に介護が必要となったとき、どう支援するのか。シンポではさらに、一緒に帰国する
などした2、3世の教育や、記憶の継承をめぐる課題も浮き彫りになった。1~3世の3世代の残留邦人が
パネリストとして登壇したシンポの様子を紹介する。

●不安
「戦後69年が経過し、0歳で孤児となった子どもでも70歳を迎える。一番上は82歳。高齢化が進んでいる」。
パネリストで、約30年にわたって残留邦人問題を取材してきた朝日新聞社編集委員の大久保真紀さんは
シンポの冒頭、そう切り出した。

中国で半世紀近くを過ごしてから帰国した1世は、中国の文化を持ち、中国語を母語としているため、
慣れない日本での老後の生活に不安を抱える場合が少なくないという。介護が必要になった場合、
高齢者施設などで自由に会話ができる中国語が通じず、慣れ親しんだ食習慣が続けられない可能性もあるからだ。

10歳の時に旧満州・黒竜江省で終戦を迎え、1996年に永住帰国した1世の門伝富美さん(79)
=横浜市保土ケ谷区=もその1人。通訳の助けを借りながら、日本語で「いつ自分のことができなくなって
しまうのか、とても心配」と、老後を憂いた。

残留邦人の多くは帰国後、経済的な困難を抱えていたが、国は2008年から老齢基礎年金の満額支給など
新たな支援策を実施。大久保さんによると、残留邦人の暮らしは一変したという。

ただ、高齢化に伴う課題は未解決だという。大久保さんは、施設や病院で中国語での介護支援を受けられるよう、
「中国の文化に理解のある2世、3世の介護士を育てるなどの工夫も、これから後押ししていく必要がある」と指摘した。

●教育
シンポでは、中国残留孤児1世とその家族の葛藤を描いた演劇が上演された。

戦後、旧満州で生き延びるために2歳の娘を見殺しにしたと思い続けてきた母と、残留孤児となった娘が
40年ぶりに日本で再会する場面が見どころだ。

祖父が残留孤児で、自身が11歳の時に家族とともに帰国した残留邦人3世の大学生鈴木芹奈さん(19)
=横浜市港北区=は、祖父から詳細な体験を聞いたことがないという。だから演劇も「なじみのないストーリー」に感じられた。

だが、中国と日本で育ち、二つのルーツを持つ自身の境遇に「自分は何人なのか」と悩む時期もあったという。

転機は高校時代。「あなたはハーフでなくダブル。二つの文化の良さを生かして」と恩師に励まされ、
自分の良さを受け入れられるようになった。「将来は、ダブルの個性を持ちながら海外に出て活躍したい」と目を輝かせる。

また、10歳で家族とともに帰国した在留邦人2世の伊藤春美さんも、中国語のほか苦労して身に付けた
日本語と英語を生かし、通訳などで日中の異文化理解を助ける懸け橋となっている。

領土問題などを契機に日中関係が悪化している中、大久保さんは「二つの文化を持つ残留邦人2世、3世は、
両国をつなぐ人材になってくれる。日本の社会になくてはならない『宝』だ」と強調した。 >>2へ続く

URLリンク(www.kanaloco.jp)

※過去のスレッド(DAT落ち)
【社会】中国人大量生活保護申請 「残留孤児関係者のほぼ九割が偽物」と元警視庁通訳捜査官
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