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★不毛な審議に拍車をかけた安倍首相の“のらりくらり”戦略
2014年10月30日
衆院予算委員会で30日、7時間の集中審議が開かれた。
新閣僚の「政治とカネ」の問題が次々と発覚してから初の本格的な国会論戦。
午前中、質問に立った民主党の枝野幹事長は、まず、辞任した小渕前経産相と松島前法相について
安倍首相の任命責任を追及。さらに、政治資金問題が発覚した江渡防衛相や望月環境相、
宮沢経産相らにも説明責任を果たすよう、安倍首相が指示すべきだと要求し、
アベノミクスの失敗についても追及した。
続いて質問に立った細野元幹事長は、宮沢経産相が原発事故後に福島県を訪れたことがなく、
「応援するため」と言って東電株式を保有していることを問題視し、経産相にふさわしくないと批判した。
安倍首相は閣僚の任命責任については認めたが、他の質問にはマトモに答えず、枝野幹事長の政
治資金問題や支援団体との関係をあげつらうなど、聞かれてもいないことを話し続けて時間を浪費。
揚げ句に、「公共の電波を使って(悪い)イメージづくりをするのはやめていただきたい」とキレていた。
審議の冒頭、30日付けの新聞各紙朝刊が、安倍首相と会った側近の話として
「首相が『撃ち方やめ』と話した」と報じたことについて、安倍首相が「朝日新聞の捏造だ」と
断言する場面もあった。それを言うなら、側近の捏造じゃないのか。とにかく、安倍首相は朝日と
民主党が大嫌いということはよく分かったが、肝心の論戦は深まらず、不毛だった。
午後は維新、次世代、みんな、共産、生活が質問に立つ。
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
▽関連ニュース
★首相「これで撃ち方やめになれば」 枝野氏資金問題受け
2014年10月29日19時16分
これで「撃ち方やめ」になればいい―。安倍晋三首相は29日の側近議員との昼食会で、
民主党の枝野幸男幹事長を巡る政治資金の問題が発覚したことを受け、こう述べた。
野党の追及が弱まることを期待した発言だが、かえって反発を買う可能性もある。
昼食会は自民党本部で開かれ、首相と親しい自民党の萩生田光一総裁特別補佐、
山本一太前科学技術担当相が同席した。この日は枝野氏の関係政治団体が、
新年会の収入約244万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが話題になった。
「収支報告書などの凡ミスみたいなものがないよう、事務方にも精査してもらおう」といった確認もしたという。
出席者の一人は昼食会後、記者団に「与野党の誹謗(ひぼう)中傷合戦は美しくない」と語った。
URLリンク(www.asahi.com)