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★=許すな暴力= ゴルフ場「身分隠し」防げ
2014年10月26日 10時25分
■受付表に「誓約書」など暴力団排除に苦慮
ゴルフ場から暴力団をどう閉め出すか-佐賀県内の関係者が頭を痛めている。暴力団であることを
隠してゴルフをしたとして、詐欺罪に問われた指定暴力団道仁会会長に9月、無罪判決が言い渡され、
より積極的な暴力団排除の対策がゴルフ場側に求められるようになったからだ。景気低迷で会員が
減少する一方、ネット予約などによる一般客のプレーが増加する中、実効性のある取り組みが求められている。
県内にある15のゴルフ場は統一して「暴力団お断り」のシールや暴排宣言書を掲示、約款にも
暴力団関係者の利用を禁じる暴排条項も定めている。2012年の暴排条例施行に伴い県警との
連携も強め、暴力団員と疑われる利用者の照会や、暴力団が利用する可能性がある場合の情報提供を受けている。
佐賀県内のゴルフ場でプレー中、任意同行を求められ逮捕された道仁会会長は東京地裁の公判で
「身分を秘したつもりはない」と主張。舞台となった沖縄のゴルフ場は、暴力団の出入りを禁じる
看板はあったものの、暴力団関係者かどうかの身分確認は行われず、「意図的な身分隠しはなかった」
として無罪となった。
県内のゴルフ場は昨年11月から、県警の助言に従い、ビジター(非会員)の受付票に暴力団では
ないことを明示する欄を設け、「誓約書」代わりにしている。ただ、「利用者から『暴力団と疑うのか』
という苦情もあり、理解を得るのが大変」との声も漏れる。
ゴルフ場は近年、会員よりビジターが増加。インターネットでの予約も広がり、全利用者の半数以上を
占めるゴルフ場もあるという。偽名を使われればチェックは難しく、ある支配人は「昔と違って暴力団員も
見た目は一般の人と変わらない。経営的にはビジターをもっと増やしたいが、どれだけ暴力団排除が
徹底できるか悩ましい」と明かす。
ゴルフ場は暴力団の勢力誇示や資金獲得の場になる恐れがあるとされる。「ゴルフ場同士が足並みを
そろえて取り組みを進めることはもちろん、効果的な対策に向け、さらに連携を強めたい」と
県警組織犯罪対策課。どう水際対策を徹底させるか模索を続けている。(許すな暴力取材班)
URLリンク(www.saga-s.co.jp)
県内のゴルフ場で、受け付け時に暴力団関係者でないことを誓約させるシート。チェック欄や署名欄を設けている
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