14/09/21 15:31:33.14
★(25)日本人より韓国人に厚い摩訶不思議な日本の支援
2014.9.21 07:00
産経新聞の連載小説『アキとカズ』は、昭和34(1959)年8月13日、
北朝鮮への帰国事業を正式決定する、日朝赤十字間の帰還協定がインド・カルカッタで
調印されたころの東京に舞台を移している。
現在の日朝協議で調査の対象となった、いわゆる日本人妻(夫)が最初に配偶者や子供とともに
北へ渡ったのは今から55年前のことである。その数、約1800人。当時、20代だった
としても現在は70代、80代になっているはずだ。
日本とは比べものにならない厳しい北の生活に耐え、生き抜いた日本人妻はいま、
どれぐらいの方が残っているのだろうか? また今回、北朝鮮では日本人妻の子供や
孫まで調査対象にされているというが、もし、子や孫までが「日本へ行きたい」と
希望すれば、日本政府はすべてを受け入れるのだろうか?
ほとんどの日本人妻は親類縁者との関係がとっくに切れている。ならば政府が“背負い込む”
覚悟や体制はあるのか? そもそも、その世代まで日本政府が面倒を見る必要かあるのか?
突っ込んだ議論が行われた気配はない。
前回、コラムに書いた「サハリン残留韓国人」問題では、日本政府は「法的責任はない」と
強調しながらも、自虐的な日本人の“ウソのプロパガンダ”にあおられ、韓国など諸外国との
軋轢(あつれき)を恐れた揚げ句、根拠なき「人道的支援」を余儀なくされてしまう。し
かも、日本の支援対象には“日本とは何の縁もない”戦後、大陸や北朝鮮から新たに樺太
(サハリン)へ渡ってきた朝鮮人(族)までが紛れ込んでいたことは、すでに書いた通りである。
樺太→韓国への永住帰国、一時帰国の旅費・滞在費。いったん韓国へ永住帰国した人が、
樺太に残る家族に会いに行くための費用…。永住帰国者の住居として韓国に建てたアパート群。
樺太の公民館やマイクロバス。さらには、医療、ヘルパー代に至るまでまさに“至れり尽くせり”
の手厚い支援はこれまでに約80億円に上る。
日本がせっせと支援を続ける彼らは「本当に帰りたかった1世」ではなく、子や孫の2世、
3世が主体になっている。ロシア語しか話せない彼らにとって韓国とは、単なる父祖の地に過ぎない。
日本のカネで韓国に建てた永住アパートを“別荘代わり”に使い、“買い物ツアー化”が
指摘されていた樺太-韓国の旅費をなぜ、日本が支援しなくてはいけないのだろう。
ところで、樺太には戦後、朝鮮人だけではなく「日本人」も残されていた。民間人による熱心な
運動が固い扉をこじ開けて、帰国への道を開き、後には政府が支援に乗り出す-。
ここまでは、サハリン残留韓国人問題と同じである。
だが、日本の支援内容は、残留日本人よりも「残留韓国人」にずっと厚い。
国民の支援よりも、「韓国などから文句を言われないこと」を優先する、とでもいうのだろうか?
おかしな点の数々…。今後『アキとカズ』の物語の中で明らかにしてゆきたいと思う。(『アキとカズ』作者、喜多由浩)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
★【国際】サハリン残留韓国人は「4万3千人」の大ウソ 戦後になり、中央アジアの朝鮮族や北朝鮮から渡ってきた「新たな朝鮮人」
スレリンク(newsplus板)