14/09/20 21:55:15.82
★長女の残留、高裁認める 不法滞在フィリピン人、両親は退去
2014/9/20 21:23
関東地方に住むフィリピン人夫婦と長女が、入管の強制退去処分取り消しを求めた
訴訟の控訴審判決で、東京高裁は20日までに、日本で生まれた高校1年の長女(16)について
「送還されれば、学力向上や交友関係に回復困難な損失を被る」として、
日本滞在を認める判決を言い渡した。
夫婦については、悪質な不法滞在を続けたとして請求を退けた。
一審・東京地裁判決は3人の滞在をいずれも認めていなかった。
山田俊雄裁判長は「長女は勉学などで成果を上げ、日本での将来の夢に向けて努力を続けてきた。
父母が残れない場合も1人で残る決意をし、福祉制度を利用して生活できる見通しもある」と指摘した。
2012年の強制退去処分の際、長女は中学生だったため一審判決は
「独立して生活する能力がない」と判断していた。
判決によると、両親は1985~88年に来日後、偽造旅券で入国するなどして不法滞在し、
98年に長女が生まれた。
東京入国管理局は「判決内容を検討し、関係機関とも対応を協議したい」とコメントした。〔共同〕
URLリンク(www.nikkei.com)