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★藤崎八旛宮例大祭「ボシタ」呼称 考える会「ネットでも不使用を」 [熊本県]
2014年09月15日（最終更新 2014年09月15日 00時09分）
県部落解放研究会（花田昌宣会長）などでつくる「藤崎宮祭礼『ボシタ』呼称を考える会」は、
１３日から始まった藤崎八旛宮（熊本市中央区井川淵町）秋季例大祭について、
差別的な意味を含むとされる秋季例大祭の呼称「ボシタ」を使用しないよう
呼び掛けている。
考える会は、呼称が現在も、インターネットの交流サイトや短文投稿サイト、
動画サイトなどで、秋季例大祭参加者などにより私的に使用され続けていると指摘している。
秋季例大祭をめぐっては１９９０年以降、呼称「ボシタ」が「朝鮮滅ボシタ」の
意味にとらえられることから、韓国や朝鮮の人々などへの差別につながるとして、
藤崎八旛宮や行政など関係機関は使用を取りやめている。
花田会長は「ネットなどで呼称がなお使われ続けていることは、なぜ不使用なのか
本質的な理解や認識とはほど遠い現状を示している。『ボシタ』問題の本質は言葉ではなく、
無意識の差別の問題だ」と訴えている。
＝2014/09/15付 西日本新聞朝刊＝
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