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★ベトナム人グループの万引相次ぐ 「東北信で２０件」２被告供述
09月12日（金）
長野、上田両市のドラッグストアで化粧品などを万引したとして、長野中央署が盗みの
疑いで逮捕したベトナム人の男２人（盗みの罪で公判中）が、同署の調べに東北信地方で
５～６月に同様の万引を約２０件繰り返した、と供述していることが１１日、同署などへの
取材で分かった。同署は被害額が総額２００万円以上に上るとみて裏付けを進め、追送検する方針。
逮捕、起訴されたのは住所不定のダン・フイ・クイン（３０）、
群馬県富岡市のレ・ヴィエット・トゥアン（２８）両被告。
起訴状によると、６月１５日に上田市内のドラッグストアで栄養剤２０点、計約１４万円相当、
同２１日には長野市内のドラッグストアでファンデーションなど計３６点、約１０万円相当を
それぞれ盗んだとしている。１１日までに長野地裁で開かれた初公判では、長野市での犯行
について罪状認否があり、両被告は「間違いありません」と認めた。
捜査関係者によると、クイン被告は１年余り前、トゥアン被告は約２年前に来日。
県外の日本語学校などに通い、今年に入って知り合った。車で東北信地方を訪れ、
かばんに化粧品などを詰め込む手口で犯行を重ねた。盗んだ商品は、
トゥアン被告の知人のベトナム人に転売したという。
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