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★華字メディアが在日外国人実習生の頻繁な失踪に着目、「安価な労働力に成り下がっている」―中国メディア
XINHUA.JP 9月11日(木)14時31分配信
華字紙・日本新華僑報（電子版）は１０日、日本では「外国人技能実習生」は特殊な集団となっており、
「外国人技能実習制度」を利用して訪日し、実習生の名目で安価な労働力として働かされていると報じた。
最近、外国人実習生の失踪人数が急増しているという。
入国管理局によると、２０１３年末現在、日本全国の技能実習生は約１５万人に上り、
うち愛知県が１万７３００人を占める。愛知県警によると、昨年失踪した実習生は２５９人。
今年は上半期だけで２０５人に達している。３割が訪日から１年以内の失踪。
実際にはこれよりもっと多いとみられている。
失踪者が頻繁に発生する理由として、同紙はパワハラや給与未払いなど劣悪な労働環境を挙げている。
厚生労働省が先月８日に発表したところによると、昨年外国人技能実習生を受け入れた事業所２３１８カ所のうち、
７９．６％にあたる１８４４カ所で労働基準関係法違反があることが判明した。７月末には東京入管が
中国人実習生への残業代未払いで、農家３０軒に対して５年間の実習生受け入れ禁止処分としている。
日本では東京五輪の準備や東日本大震災の復興事業などで大量の労働力を必要としており、
実習生の受け入れ拡大を通じて人手不足を解消しようとしているが、当局の受け入れ側に対する
監視・監督や違反した企業に対する罰則を強化する必要がある。外国人実習生に良好な労働環境と
合理的な報酬を保証しなければならない。（編集翻訳 小豆沢紀子）
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