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★小松前長官を「偲ぶ会」、１１日に開催 仏大使時代には尖閣広報に尽力
2014.9.10 21:46
今年６月に６３歳で死去した小松一郎前内閣法制局長官を「偲（しの）ぶ会」が１１日、
ホテルオークラ別館（東京都港区）で開かれる。小松氏は、集団的自衛権の行使容認に
向けた憲法解釈変更に命をささげたが、駐仏大使時代には平成２４年の尖閣諸島
（沖縄県石垣市）国有化の際にフランス国民の理解を得ようと必死に広報活動に取り組んだ。
尖閣諸島国有化の際、尖閣諸島が国際法的に日本固有の領土であるにもかかわらず、
フランス国内では日本が一方的に東アジアの緊張を高めているかのような報道が目立った。
国際法に精通していた小松氏は、カラー図表を駆使した仏語資料を独自に作成した。
領有権は日本にあり、サンフランシスコ平和条約でも認められている点を説明した内容だった。
小松氏は、政財界の会合や大学、各種メディアで講演を続け、国民議会や陸軍関係機関でも訴えた。
「対外広報戦略の強化」を掲げる外務省は、小松氏が作成した資料を同じラテン系言語の
ポルトガル語やスペイン語にも訳し、活用している。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
小松一郎前内閣法制局長官
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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