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★大韓航空 ソウル便、来月再開へ
2014年09月10日
搭乗率の低下などで7月下旬から運航を休止している大韓航空の秋田―ソウル便が、
10月下旬から再開される見通しとなった。県は運航休止後、佐竹知事らが韓国の
大韓航空本社を訪ねて再開を直談判するなどしており、これが奏功した。
関係者によると、便数は休止前と同じ、週3往復を軸に調整しているという。
秋田空港とソウル・仁川インチョン空港とを結ぶ国際定期便は2001年10月に就航し、
週3往復で運航している。仁川空港は、国際ハブ空港としてアジアや欧米と結ぶ便が多く、
秋田から各地への接続も便利。秋田がロケ地となり、韓国で09年10月に放映された
ドラマ「アイリス」の効果もあって、ピークの10年には4万463人
(搭乗率72・4%)が利用した。
ところが、円安による日本人利用客の低迷や、今年4月の韓国の旅客船沈没事故などを
受けて県内中高生の修学旅行先が国内に変更されたこともあって利用が激減。
今年4~6月の搭乗率は30%台にまで落ち込んだ。このため、大韓航空は6月、
7月下旬から3か月間の運航休止を発表した。
佐竹知事は8月、県内の経済関係者らとともに大韓航空本社を訪問し、同社幹部に運航再開を要請。
8月下旬の定例記者会見では、「東南アジアや欧州への乗り継ぎにもソウル便は便利」と強調し、
「(要請後の会談は)悲観的なムードではなかったと思う」と見通しについて話していた。
運航再開について、大韓航空は「まだ正式には決まっていない」としている。
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