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★国連委報告、日本批判の根拠
2014年09月06日 11時30分
女性の権利を巡る世界的関心の高まりを受け、国連人権委員会は１９９４年、スリランカの女性法律家、
ラディカ・クマラスワミ氏を「女性への暴力」に関する特別報告者に任命した。
クマラスワミ氏は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、旧日本軍により「強制連行された軍用性奴隷」
と断定した９６年の国連人権委員会の報告書を作成。報告書では吉田清治氏（故人）の１０００人
もの女性を「慰安婦」として連行した奴隷狩りに加わった、との証言を記載するなど、朝日新聞の
誤報に強く影響されたことがうかがえる。
見逃せないのは、クマラスワミ報告書および吉田氏の証言は、今日に至るまで２０年近くにわたり、
国連の人権関係の各種委員会で、日本を批判するベースとされてきたことだ。
国連人権委員会は２００６年に国連人権理事会に改組。同理事会の下で開かれる各種委員会の日本審査
会合は、非政府組織（ＮＧＯ）などから、慰安婦問題で日本政府に圧力をかける主戦場とみなされてきた。
各国の推薦を受けて選ばれる委員は、弁護士出身者ら「人権派」の識者が主力だ。
ＮＧＯなどは自分たちの主張の理解者になってもらおうと、委員たちへの事前の資料提供などにも
余念がない。現代史家の秦郁彦氏は、吉田氏が「国連に持ち込んで大騒ぎさせますよ」とかつて
語っていたことを明らかにしている。（ジュネーブ支局 石黒穣）
国連で慰安婦問題が取り上げられた背景には、日本のＮＧＯによる働きかけもあった。
中心人物とされる戸塚悦朗元弁護士は、１９９２年、人権問題を扱う国連の委員会で初めて、
慰安婦を「性奴隷」と表現し、審議を求めたことで知られる。
戸塚氏は９２年当時の状況について、読売新聞の取材に対し、「慰安婦を『性奴隷』と述べたのは、
国連で（我々が）発言する時には、国家による違法行為を問わなければならないからだ。
奴隷制度を放置していたら、国際法違反だ」と語った。
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
★【慰安婦問題】「私が性奴隷と命名した」と自慢し、世界に売り込んだ戸塚悦朗弁護士と河野洋平氏は国会で喚問する必要がある…池田信夫氏
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★【慰安婦問題】火付け、たきつけた日本人たち 高橋喜久江氏、社会党参院議員の本岡昭次氏、弁護士の戸塚悦朗氏 [05/25]
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【政治】クマラスワミ報告で菅官房長官「朝日新聞が取り消した記事内容に、報告書が影響を受けていることは間違いない」
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【国際】元国連調査人のクマラスワミ氏「従軍慰安婦報告書の修正不要」 慰安婦への聞き取り調査を踏まえ正当性を主張
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