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★金子やすゆき札幌市議会議員 自民党会派離脱「国も地方も財政破綻寸前で、いつまでも言われるがままに不透明な特権を与え続ける余裕はどこにもないはずだ」
１日午後、金子快之（やすゆき）札幌市議会議員は、札幌市内で記者会見を行った。
会見の席で、金子氏は、8月31日付で、所属会派であった札幌市議会の自民党会派、札幌市議会自民党・市民会議を離脱し、
１日から一人会派で活動していくことを明らかにした。会見の様子を撮影した動画を公開する。
8月11日、金子氏が、「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、
利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません。」とtwitterでつぶやいた。
この発言は、インターネットを中心に大きな反響を呼び、賛否両論の声があがった。マスメディアは、『「アイヌいない」
発言』と金子市議の主張を歪曲し批判を過熱、自民党・市民会議から一端は処分なしとの結論が出たが、22日アイヌ系団体
「アイヌ差別発言糾弾共同実行委員会」（木幡寛事務局長）からの公開質問状や、他会派、マスメディアによる抗議や
批判を受けて、会派の方針は、23日には発言の撤回と謝罪を促す方向に変わった。
24日には、市民有志による「『アイヌ民族はもういない』発言の真実～金子やすゆき市議応援セミナー～」が専門家
を迎えて開催され、金子氏が以前から世論に訴えていた、アイヌ政策の問題点が次々と指摘された。28日、撤回も謝罪
もしない金子氏に対し、自民党・市民会議は、会派離脱を勧告した。金子氏は、29日、アイヌ系団体からの質問状に
対する回答を行い改めて発言の撤回の意志がないことを公表、1日には、自民党・市民会議に対し、8月31日付での
会派離脱届を提出した。
金子氏は、１日の会見冒頭、会派離脱決断した理由について「（所属）会派の要請によりブログ、twitter等の情報発信
停止や講演会への出席自粛など、これまで事案解決を図る会派の立場へ最大限の協力を行ってきた。しかし、一部地元
新聞社による言葉狩りのような報道が続く中、このまま自分の発言を停止し続ける事は政治生命に関わる事態である。
先の会派離脱勧告の正当性を争い時間を費やす事より、自由に発言できる立場を取り戻すために、自主的に会派離脱を
決定したものである」と述べた。
会派離脱については「札幌市政においてアイヌ政権の諸問題は自民党会派として取り組んできた課題であり、
その他の利権やしがらみも横行する札幌市政の刷新を図る当初の思いを果たせず、志半ばでいま会派を去ることは
誠に無念の思いである」と述べ、複雑な心境を吐露した。 >>2へ続く
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金子やすゆき札幌市議 自民会派離脱後記者会見
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