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★時効判決への検察側異議を却下 静岡の死亡事故でブラジルの州高裁
2014.8.27 13:15
２００５年１０月に静岡県で女児＝当時（２）＝が死亡した交通事故で、事故直後に帰国し
ブラジルで過失致死罪に問われた日系人女性パトリシア・フジモト被告（３９）について、
サンパウロ州高裁は２６日までに、時効成立を認めた同高裁の判決に対する検察側の異議申し立てを却下した。
在サンパウロ日本総領事館によると、検察側は連邦高裁に異議申し立てができるという。
被告は日本政府の代理処罰（国外犯処罰規定による訴追）要請に基づきブラジルで起訴された。
ことし４月の控訴審判決は禁錮２年２月を言い渡した一審の有罪判決を禁錮２年に減軽した上で、
「禁錮２年以下」に相当する罪の時効４年が成立したと判断した。被告が起訴されたのは事故から
５年以上が経過した１０年１１月だった。
同被告は０５年１０月１７日、軽乗用車で静岡県湖西市の交差点に赤信号で進入、
山岡理恵さん（４８）＝同市＝の乗用車と衝突、山岡さんの長女理子ちゃんが死亡、山岡さんも負傷した。（共同）
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