【ネット】ツイッター分析:「女性蔑視ヤジ」、都議特定を求めたネット世論…「ヤジ飛ばした議員をうやむやにさせない」at NEWSPLUS
【ネット】ツイッター分析:「女性蔑視ヤジ」、都議特定を求めたネット世論…「ヤジ飛ばした議員をうやむやにさせない」 - 暇つぶし2ch1:Hi everyone! ★@\(^o^)/
14/06/24 20:29:40.63 0.net
 東京都議会本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)都議(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題は、塩村氏自身が
ツイッターで「心ない野次の連続に涙目に。政策に対してのヤジは受けますが、悩んでる女性に対して言っていいとは思えないです」
などと発信したことが3万件以上リツイート(引用)され、ヤジを飛ばした議員の特定と処分を求めるインターネット上の署名の賛同者
が9万人を超えて社会を動かした。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の力が改めて注目された事例といえる。ツイッター
ユーザーはこの問題にどう反応したのかを分析した。

 ◇急増した「都議会」「ヤジ」

 毎日新聞は世論調査室が開発したツイッター分析ソフトで、ツイッターユーザーから無作為に1万ユーザーを抽出して話題の言葉を
調査している。今回は「都議会」「ヤジ(またはやじ)」「セクハラ」といった言葉がどのようにつぶやかれているかや、これらの言葉を使った
人の数などを調べた。

 「都議会」という単語は、塩村氏へのヤジが問題となるまでツイッター上でほとんどつぶやかれていなかった。しかし、問題がネットで
報じられた18日夜から増え始め、19日にはツイートした人の2.0%、20日は2.5%が言及した。「ヤジ(またはやじ)」も連動して急増、
20日には2.9%に達した。「セクハラ」も20日に2.3%と急伸している。

 これらの数字は、STAP問題で理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーが記者会見した4月9日の「小保方」の11.8%や、
AKB48のメンバー2人が岩手県内で襲われた5月25日の「AKB」(10.9%)、サッカーワールドカップの日本代表初戦(15日)の
「サッカー」(18.5%)「日本代表」(6.1%)に比べると少ない。それでも、連日報道されているにもかかわらずツイートは1%に届かない
「集団的自衛権」をはるかに上回っており、一地方の議会で起こった騒動としては異例ともいえる反応の大きさだ。

 また、1人あたりのツイート数を調べると、多くて数回程度。特定のユーザーが何度もツイート、リツイートを繰り返すことで膨張していく
ことが多い他の社会問題と異なり、多くのユーザーにツイートが広がっていることもわかった。

◇「発言者の特定」に向かったユーザー

 今回のヤジ問題の特徴は、「都議会」や「ヤジ」に言及するツイッターユーザーの発言が、ヤジの内容への賛否や塩村氏に対する
人物評や好き嫌いなど各方向へ分散せず、ヤジを飛ばした議員の特定を求めていくという1点に向かっていたことだ。問題が広がって
いった19日から塩村氏本人の発信に加え、東京都教育委員の乙武(おとたけ)洋匡(ひろただ)さんの「たとえばサッカーなら、差別的な
発言や野次を飛ばしたチーム、選手個人には処分が下る。都議会は、『誰が言ったかわからない』と、うやむやにするつもりなのか」
といった発信や、署名サイト「Change・org(チェンジ・ドット・オーグ)」上での発言者の特定と厳正処分を自民党都連に求める署名を
呼びかけへの賛同が目立った。

 23日にようやく自民党の鈴木章浩議員が自分の発言と認め陳謝したが、それまでは疑わしい都議の実名を挙げているツイートや
「特定が難しいって本気か」「(ヤジを飛ばした都議を)逃げ切らせてはダメ」「例のヤジ、特定しないんですか」「(ヤジを)言った本人や
近くにいた議員も誰が言ったか分かっているでしょう」??といったツイートが多かった。発言した都議の特定にもたつく自民党会派の
女性蔑視発言に対する意識の低さ、対応の遅さに対する不満、批判が根底にあるようだ。

 ツイート数が増加する社会問題は、「原発」「憲法」のように激しく賛否が分かれての議論となることが多い。今回はそうはならず、
多くのユーザーが「ヤジ飛ばした議員をうやむやにさせない」という一つの方向に発信する展開になっている。

ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
写真=ツイッター発信者数の変化
URLリンク(img.mainichi.jp)


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