【社会】日本古来の「精神」伝えられるか…「鯨の学術都市」構想浮かぶ“捕鯨の町”の前途 [06/16]at NEWSPLUS
【社会】日本古来の「精神」伝えられるか…「鯨の学術都市」構想浮かぶ“捕鯨の町”の前途 [06/16] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/06/16 15:19:16.40
★日本古来の「精神」伝えられるか…「鯨の学術都市」構想浮かぶ“捕鯨の町”の前途
2014.6.15 12:00

江戸時代から約400年の捕鯨の歴史をもち、「くじらの町」として知られる和歌山県太地町。しかし1982年に
国際捕鯨委員会(IWC)で採択された大型鯨類を対象とした商業捕鯨の一時停止を機に、捕鯨の縮小や撤退が相次ぎ、
さらに近年では少子高齢化の波も町に押し寄せている。伝統ある捕鯨を世界に発信しようと、町ではクジラやイルカの
生態系研究や観光振興を目的に、「クジラの学術研究都市」の構想が進んでいる。

◆クジラ、イルカとの触れ合いを
町は、平成18年にクジラと人の触れ合いの場の提供や町の歴史文化を発信しようと、「太地町くじらと自然公園の
まちづくり」構想を策定。22年には、同町の森浦湾を活用した「森浦湾鯨の海構想」の検討委員会が立ち上げられた。

構想では、湾内の28万平方メートルに約100頭のクジラやイルカをネットなどで仕切って放し、観光客らがクジラと
泳いだりシーカヤックで近づいて触れあったり、研究者がクジラの生態研究を行ったりする案などが上がっている。

同町の観光客は年間平均で24万人前後。温泉などがあり隣接する同県那智勝浦町には例年100万人以上が訪れる
といい、太地町では「那智勝浦から太地に足を延ばしてもらえるような町に」と、構想実現へ期待を寄せる。

◆町全体をクジラのテーマパークに
「昔からクジラとともに歩んできた町。数多く残る捕鯨の史跡などを生かしながら、世界各国から研究者や観光客が
集まるような町をつくっていきたい」。三軒一高(さんげんかずたか)町長は力強く話す。

町は、国内外から訪れた観光客らに心地よく利用してもらおうと、JR太地駅にエレベーターを設置。町内約10カ所の
公衆トイレを改修したり、車いす利用者のためのスロープや高齢者が休憩できるベンチなども設置してきた。

町立くじらの博物館では、博士号や修士号を持つ専門性のある職員をそろえ、学術研究が行える態勢を整え、
海外の会議にも出席するようになった。イルカなどの飼育・繁殖についても、ノウハウを多く持つ千葉県鴨川市の
水族館「鴨川シーワールド」からスタッフを招いている。

町内には陸揚げされた捕鯨船やクジラの尾をモチーフにしたモニュメント、古式捕鯨を伝える史跡などがあちこちに点在する。
三軒町長が目指すのは、それらの史跡なども生かして町全体を“クジラのテーマパーク”とする仕掛けづくりだ。

「クジラに関する知識や技術の蓄積は、間違いなく優れたものを持っている。それらを発信し分かち合えば構想は実現するはずだ」。
元町立くじらの博物館館長の北洋司さん(72)も構想に期待する。

◆命への感謝と畏れの気持ち
太地の町づくりには、町外からも熱い視線が注がれている。

「『命への感謝と畏れの気持ち』を思い出させる場として、太地には大いなる可能性がある」と指摘するのは、
国内の数々の水族館をプロデュースしてきた中村元さんだ。

今年3月下旬に同町で行われたシンポジウムで太地の観光に対する思いを主張し、手応えも感じたという。
「『いただきます』『もったいない』など日本古来の考え方を再確認する体験型観光の場に太地がなれば、
今までの観光地にはない町づくりができるはず」と強調する。

クジラを核にした自らの構想について、三軒町長は言う。「クジラの研究と魅力的な観光地へ、整備は必要。
あと20年かけて構想を実現したい」

URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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