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★ケンブリッジ大学、中国政府と関連のある機関から寄付金を受け取った－英メディア
2014年06月15日 10時36分
「イギリスの多くの大学が中国政府と関連のある基金会から寄付金を受け取っている」。
１１日付の英紙「デイリー・テレグラフ」のウェブサイトは３編の記事を掲載し、ケンブリッジ大学が
「中華教育基金会」から３７０万ポンドの寄付金を受け取ったことに対して質疑を行った。
中国政府は寄付金の提供を通じてイギリスの名門校での中国の影響力を高め、さらに西側諸国の学術界による
中国への見方を変えようとするとしている。
「デイリー・テレグラフ」によると、中華教育基金会はケンブリッジ大学に３７０万ポンドの寄付金を提供した。
２０１２年１月、この事件について大きな話題を呼んだが、ケンブリッジ大学は中華教育基金会が中国政府と
関連があることを否定した。中国系シンガポール人の教育学者が暴露した「中華教育基金会は中国政府と
関連がある」ということに対し、ケンブリッジ大学のある広報担当は「中華教育基金会はバミューダ諸島で
登録した。寄贈者が匿名を前提に寄付したので、詳細についてはノーコメントだ」と語った。
中華教育基金会はサイトがなく、中国、イギリスでは登録していない。
イギリスの大学は近年、外界からの寄付により積極的な態度を取っている。英ＢＢＣの報道によると、
イギリスの大学が毎年獲得する寄付金は数億ポンドに上っている。そのうち、オックスフォード大学と
ケンブリッジ大学が獲得した寄付金が最も多く、すべての寄付金の半分以上を占めている。
オックスフォード大学は先ごろ、「本科生１人あたりの養成用費用（学費と政府からの経費を除く）は
毎年８０００ポンド以上だ」と明かした。（翻訳 劉英）
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