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★【神奈川】ラーメン博物館 欧州から初出店 ドイツの「無垢」
2014年6月1日
ドイツ・フランクフルトの人気ラーメン店「無垢（むく）（ＭＵＫＵ）」が二十五日から、
欧州のラーメン店として初めて新横浜ラーメン博物館（横浜市港北区）に出店する。
一年半限定で、「ドイツ生まれの日本のラーメン。日本食を通じて両市の懸け橋になりたい」
と意気込んでいる。 （橋本誠）
無垢は、学生時代を横浜市で過ごし、商社勤務でドイツに赴任した山本真一店主（３３）が
二〇一〇年に開店。日本食店に日本の食材を卸す営業の中で「日本の素晴らしさを伝えたい」
と思って開業した。看板やホームページなどで宣伝していないが、口コミで評判になり、
多い日は予約を求める電話が一日百回以上鳴るという。
ピザとパスタに使う粉を麺に用い、「かみごたえと小麦粉の香りがありながら、滑らかにすすれる」
という。同博物館では、ドイツの郷土料理ザワークラウトや塩漬けした背脂を使った
「無垢ツヴァイテラーメン」など三種類を販売する。
山本さんは「食材の調達などが厳しい環境だから、知恵と工夫が生まれた。欧州向けに熱いスープや
長い麺を使わない店もあるが、私たちは住んでいる日本の方においしいと言ってもらえるようにしている」と話す。
出店は、五年前から十七カ国でラーメンを調査してきた同博物館が、横浜市フランクフルト事務所の
情報提供を得て、無垢側に打診した。岩岡洋志館長は「世界各国に独自性のあるラーメンが誕生しつつある。
無垢さんは、まさに日本とドイツの食文化が融合したラーメン。月一万食が目標です」と話している。
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
無垢（ＭＵＫＵ）の山本真一店主（中）と新横浜ラーメン博物館の岩岡洋志館長（右）＝横浜市中区で
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※ラーメン博物館
URLﾘﾝｸ(www.raumen.co.jp)
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