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★インジオの自殺が増加 過去28年間で最多記録 14/05/28 (11:40)
先住民宣教師協議会(Cimi)が発表したデータにより、マット・グロッソ・ド・スル州で昨年に
73人の先住民(インジオ)が自殺していたことが分かった。この数字は過去28年間で最多だという。
26日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。
発表されたデータの中には、先住民に対する暴力の報告も含まれていた。主な自殺の要因は、就職難からくる
先行きの不安や先住民文化に対する軽視、生活するための土地不足や農地不足などが挙げられている。
今年4月3日には、同州のガラニー・カイオワ族の居住地で13歳の誕生日を翌日に控えていた少女が
シーツを木にかけて首つり自殺をしている。その1週間前にも少女のいとこの12歳少年が、
さらに数日後にも16歳少年が同様の手段で自殺していた。
同州で昨年自殺した先住民73人のうち大半は15~30歳の若者だったことも明らかになっている。
また、ガラニー・カイオワ族では1986~97年に244人の自殺が記録されていたが、
2000~13年には684人と約3倍に増加している。
マット・グロッソ・ド・スル州で暮らす先住民の人口は国内で2番目に多い約7万人となっているが、
同州では先住民が伝統的な土地だと主張する一部のエリアで所有権をめぐる争いが日常的に起きている。
このため法務省は今年2月、先住民が望む土地を賃貸して将来的には先住民地区に変更できるよう
検討すると発表した。しかし、その詳細は現在に至るまで発表されていない。
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