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2014年5月7日、新華網によると、韓国メディアが、セウォル号沈没事故の犠牲者への追悼の言葉に国民の心理が体現されていると伝えている。
ソウル市庁前に設置された犠牲者の弔問を受け付ける広間の壁には、追悼の言葉が記された紙が多数張られている。
韓国・中央日報によると、犠牲者の追悼に訪れる人の7割が紙に「ごめんなさい」という文字を書くのだという。
今回の事故では韓国の社会システムの欠陥を指摘する声が多く、大人たちはその罪の意識と無力感から謝罪の言葉を書いていると見られる。
中央SUNDAYの記者がソウル市庁前、安山中央駅広場、檀園高校前などに張られた紙から無作為に200の追悼の言葉を抽出して分析した結果、
最も多く出現した単語は「ごめんなさい」(91回)で、類似した「申し訳ない」(6回)、「間違いだった」(5回)も含めると半分以上を占めた。
また、2番目に多かったのは「愛」で41回。そのほか、「幸福」が30回、「天」が27回、「安らかに」が7回などとなった。
これらの言葉とともに記されていた単語では「大人」が35回、「守れなかった」が27回、「何もできない」が4回だったという。
檀園高校前に張られた紙には、保護者世代による「反省」を示す言葉が特に多く書かれている。
「ごめんなさい。こんな無責任な国で生活させてしまって」「大邱の地下鉄放火事件に続いて、またあなたたちを守れなかった。
ごめんなさい」「おじさんは何もできない。ごめんよ」「大人たちに良心がないために、君たちが犠牲になった。意気地のない大人たちを許してください」などだ。
全南大学の鄭教授は、「韓国社会では、学生たちは朝から晩までさまざまな競争にさらされ、自由な時間がない。
このような韓国の特殊な状況が、国民たちの悲痛と罪悪感を増大させている」と指摘する。
一方、慶南大学の高教授はこれらを一種の「決心」の表れだと指摘する。「罪の意識を感じる人は罪を償い、
許しを得ようと他人を助ける傾向にある」。つまり、これらの内容を記すことによって、人びとは犠牲者を直接助けることはできなかったが、生存者の心を救いたいと表明しているのだという。
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