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アルバイトの時給は上昇を続ける。リクルートジョブズの募集時平均時給調査(3大都市圏)によると、
3月は前年同月比6円増の948円と、9カ月連続で前年を上回った。
中華料理チェーン「日高屋」を展開するハイデイ日高はアルバイト店員に1回数万円の賞与を年2回支給する制度を創設。
吉野家は店長に親睦費用を支給して、バイト店員との結束を強めている。
3月の有効求人倍率は前月から0.02ポイント上昇の1.07倍と、16カ月連続で改善。
07年6月以来、6年9カ月ぶりの高水準となった。
支えているのは、雇用が不安定で賃金も安いパート・アルバイトなどの非正規従業員。
1990年代前半に約20%だった非正規の割合は今や37%を超える。
一部の企業では非正規社員を正社員化する動きも出てきた。
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、3万人の非正規従業員のうち、
新規採用も含め1万6000人を地域正社員にする。短時間勤務を認めるほか、休暇や年金の制度も統一する。
柳井正会長兼社長は「良い人材を確保するには待遇を改善しないといけない」と説明する。
家具販売「イケア・ジャパン」はパート従業員の待遇を正社員にそろえる。
ニッセイ基礎研究所の久我尚子・准主任研究員は正社員化の動きについて
「非正規では定着率が低くなり、ノウハウが蓄積されないという反省があった」と指摘している。