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4月25日から来日していた「テキサス親父」こと、トニー・マラーノさん(65歳)が、
5月3日憲法記念日に靖国神社を参拝した。
トニーさんは、2006年からYoutubeを中心に評論活動を行っている、アメリカ・テキサス州在住のアメリカ人で、
2008年にはシーシェパードの反捕鯨活動について日本を擁護する意見を投稿、
2013年には米カリフォルニア州に設置された慰安婦像撤去に向けた請願活動を始めた。
参拝当日は、午前10時だったものの集合場所には9時半頃から人が集まり始め、
気づけば人だかりができていた。集まったのは20代~60代の男女約30人、
男女比は半分ずつという感じであった。参加者はトニーさんと握手を交わし、
記念撮影を楽しんでいた。トニーさんも「もう日本離れたくない!」と満足そうだ。
その後、昇殿参拝へと向かい、最後に正面に戻って拝殿前で集合撮影を行った。
「地元がイルカ漁をする地域なので、高校生の頃にシーシェパードの問題が話題になり、
そこからいろいろ調べていてトニーさんのことを知った。
アメリカ人の立場から英語で反論を発信してくれるので嬉しい」(20代女性)
「Youtubeでたまたま見つけたことをキッカケに、4年前からトニーさんの講演会に参加しました。
その時も参拝したのですが、参加者は2人だけでした。アメリカの民間人で靖国神社に参拝するということ自体驚きでしたし、
シーシェパードの活動に対してハッキリNOという姿勢も凄いと思い、応援しています」(60代男性)
「昨今の中韓の日本に対する態度や慰安婦問題などに疑問を抱き、それに英語で反論を発信する
トニーさんの動画と出会いました。日本人は日本のことを知らな過ぎると思う。トニーさんの投稿を、
Facebookでシェアするなどして広めたいと思っています」(30代女性)
と、さまざまなきっかけでトニーさんを知ったファンは、思い思いに交流を楽しんでいた。
<取材・文・撮影/林健太>
2014.05.04
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