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「東西対決」が先鋭化=事態収拾の糸口見えず-ウクライナ〔深層探訪〕
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時事通信 5月3日(土)8時25分配信
ウクライナで、暫定政権を支持する親欧米派の多い西部と、東部の親ロシア派武
装集団による「東西対決」の様相が強まっている。米ロ主導の武装解除合意は事実
上崩壊し、対立の先鋭化は政治解決能力をまひさせている。
◇無政府状態
「暫定政権は自国民を殺した。ロシアのプーチン大統領に救援を求めたい」。親
ロシア派武装勢力とウクライナ軍の戦闘の最前線となっている東部ドネツク州スラ
ビャンスク。親ロシア派のマリナ・ドゥバビクさん(40)は声を震わせながら、親
欧米政権への不信を爆発させた。
米ロ、ウクライナ、欧州連合(EU)は親ロシア派などの武装解除で合意した。ス
ラビャンスクの「暫定市長」を名乗るポノマリョフ氏は「軍、民族主義過激派政党
の右派セクターが町を包囲している」と武装放棄を拒否。政権の統治が及ばない無
政府状態に陥っている。
親ロシア派武装勢力は、「ナチス・ドイツの思想を受け継いでいる右派セクター
が政権に協力している」と批判。
「武力を使って非合法にヤヌコビッチ前政権から権力を奪った」と、西部への敵意
をむき出しにしている。
東部は鉱業や軍需産業などが集積し、ロシアとの経済関係が強い。西部が主張す
るEU入りが実現すれば「競争力の低い東部は衰退する」との危機感が高まっている。
こうした不安が自治権拡大への住民投票を強く訴える要因となっている。
(>>2以降に続く)