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「都会と田舎」混在が魅力…東武東上線100年
池袋―寄居駅間を結ぶ東武東上線が1日、開業100周年を迎え、
東京都豊島区の池袋駅で記念式典が行われ、大勢の鉄道ファンが100周年を祝った。
同線は東武鉄道の前身・東上鉄道の池袋―田面沢(川越市)間(33・5キロ)が1914年に開通したのが始まり。
現在は池袋―寄居駅間75キロを最短約1時間30分で結んでいる。
記念式典では、主要駅の駅長らが勢ぞろいしてくす玉が割られ、東武鉄道の牧野修・鉄道事業本部長が
「きょうまでの100年間、多くの沿線地域に支えられてきた。東上線が利用客一人一人の始発駅でありたいと思う」と述べた。
同駅では記念乗車券セット(250セット)が販売され、
63年から運行したツートンカラーの塗装と74年に運行を始めたセイジクリーム塗装の2種類の車両が
池袋―森林公園駅間を1往復した。
同線は川越商人が新河岸川舟運に代わる交通手段として川越と東京を結ぶ鉄道敷設を計画したことが設立につながったとされる。
埼玉の鉄道に詳しい立教大経済学部の老川慶喜教授は「沿線の近郊都市化を進め、秩父の観光地化に影響を与えた」
と分析する。
ふじみ野市の女性(27)は「東上線は都会と田舎の両方が混在する不思議な路線。
利便性が良いと同時にのんびりした雰囲気が好き」と話していた。
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