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韓国の旅客船セウォル号が4月16日に沈没した事故に関連し、多くの韓国メディアが自国を「三流国家」と評したことは、中国でも大きな反響を呼んでいる。
多くの中国メディアが自国を「三流国家」「三流民族」と呼ぶ韓国の文化に注目した解説記事を掲載したほか、多くのネットユーザーが論評をしている。
ネット上の意見は「今ごろ気付いた?」といったものから「韓国が三流なら、中国はいったい何流だ?」といったものまで様々。
だが、共通しているのはメディアがこのように自国を批判することは中国では起こりえないという認識だ。
そんな中、中国の社会学者がこの問題に関する文章をまとめ、28日にインターネット上で発表した。
文章は冒頭、セウォル号沈没事故で韓国の首相が辞任を表明したことや、船を操船していた船長・船員が逮捕されたこと、
韓国人が「三流民族」「三流国家」と自問自責していることを紹介。そのうえで、「韓国は三流民族、三流国家なのだろうか?」と疑問を投げかける。
学者の答えは「当然違う」。その理由としては「国連の人間開発指数の最新のランキングで韓国は世界12位。日本(10位)に近く、香港(13位)より上」、
「米国メディア・フォーリンポリシーとシンクタンクの平和基金会が共同で編集する『失敗国家指数』では、韓国は178カ国中の157位で日本やシンガポール、
米国、英国と肩を並べる。つまり非常に成功した国家ということだ」という2点を挙げている。
そして、韓国が自ら「三流国家」「後進国」と評していることについては「意外だが、恥を知る文化という伝統によって理解できる」と分析する。
乗客を顧みることなく逃げ出した船長や船員については「恥を知る意識が感じられない」としたものの、
「民族の主流文化は、すべての個人の行いに反映されるわけではない」と、例外扱いにした。
さらに、今回事件に対する韓国の反応を、四川大地震の際の中国や、マレーシア航空機失踪事件でのマレーシアと比較。
「韓国のように国家・民族を挙げて自問自責するのは、他に例がない」と指摘する。
URLリンク(www.xinhua.jp)