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「銀河にレンズ効果」 超新星巡る日米論争、東大に軍配
冨岡史穂 2014年4月30日10時23分
4年前に見つかった特に明るい超新星は、新タイプなのか、明るく見えているだけなのか。
日米で起きていた科学論争に決着をつける研究結果を、東京大が米科学誌サイエンスで発表した。
明るく見えるような「仕掛け」がある、とした東大説が正しかったようだ。
超新星とは、星が一生を終える最期の輝き。2010年に、地球から90億光年離れた「PS1―10afx」が
見つかったが、従来の超新星より30倍も明るいのが謎だった。米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターは
「新タイプの超新星」と主張。一方、東大の数物連携宇宙研究機構(IPMU)は、超新星が明るいのではなく、
地球との間にレンズのように光を増強させる「何か」があるとの説を発表していた。
東大チームは、超新星の光が弱まった後の観測で、地球との間に小さく暗い銀河があるのを見つけた。
銀河があると、重力の影響で光を集めるレンズ効果がおきる。銀河の位置も効果を高める場所にあった。
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ソース: 朝日新聞デジタル URLリンク(www.asahi.com)
画像: URLリンク(www.asahicom.jp)
(写真・図版超新星「PS1―10afx」)
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