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皇居で新種の植物 フキアゲニリンソウ/NHK 4月29日 19時37分
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天皇皇后両陛下のお住まいがある皇居の吹上御苑で新種の植物が見つかり、フキ
アゲニリンソウと名付けられました。発見した国立科学博物館が近く発表するこ
とにしています。
これは国立科学博物館が、平成21年から去年まで皇居などで行った生物調査で
見つかったものです。
発見されたのは、ニリンソウというキンポウゲ科の植物の仲間で、両陛下のお住
まいの御所がある吹上御苑で見つかったことから、フキアゲニリンソウと名付け
られました。
フキアゲニリンソウは、高さが40センチから50センチと通常のニリンソウの
倍近くあり、雨が降ると花が下を向くといった特徴があるということです。
皇太子ご一家などが暮らす赤坂御用地でも見つかりましたが、国内外のほかの場
所では生息が確認されていないということで、博物館が近く新種として発表する
ことにしています。
フキアゲニリンソウは両陛下の散策コースの脇に群生し、今、満開の時期を迎え
ていて、両陛下は新種だったことを知ると、驚くとともに大変喜ばれていたとい
うことです。
調査を行った博物館の門田裕一名誉研究員は、「かつて珍しい植物として献上さ
れたものが、生き残ってきた可能性もある。皇居には武蔵野の里山の環境が残さ
れ、植物が生きていくのにとてもよい環境になっているのでしょう」と話してい
ます。
(以下略。詳細はソースにて。省略部分の見出し:「皇居での生物調査」)