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いじめ受けたら… 小中学生「自殺しない」半数止まり
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神戸新聞NEXT(紺野大樹)2014/4/29 15:30
自身がいじめを受けた場合、自殺する可能性を否定できない小中学生が約半数
に上ることが、兵庫県などでつくる「ひょうごユースケアネット推進会議」によ
る調査で分かった。子どもに自殺の可能性を問う調査は珍しく、同会議は「大人
が思う以上に、いじめへの恐怖が子どもに定着している」とみている。
いじめやストレスに対する意識などをテーマに、2013年9~10月、県内
11校の小学5年351人と中学2年356人の計707人に無記名でアンケー
トを実施。地域の人口密度によって、都市部、中間部、農村部に分けて集計した。
「いじめを受けても自分は命を絶つことは絶対にない」との設問に、小5では
計49・0%が「そう思わない」「その時にならないと分からない」と回答。「
そう思う」と自殺の可能性を否定したのは49・3%だった。
中2では、自殺する可能性を否定できない生徒は計45・2%に上った。小5、
中2ともに地域差はほとんどみられなかった。
ストレスに関する調査では、「イライラする」「不機嫌で怒りっぽくなる」
「体がだるくなる」‐など6項目について、「よくある」「時々ある」の割合が
小5で各51~77%。中2は各51~83%だった。小5では、2000年の
調査よりも各項目で10~28ポイント増加していた。
同会議で座長を務める県立神出学園の小林剛学園長は「いじめの背景にはスト
レスがある」と指摘。「大人や学校には、命の大切さを教え、いじめの早期発見
に努める一方、子どものストレスを軽減させる取り組みや視点も求められる」と
話している。