14/04/29 19:06:38.58 0
市議選で当選者が足りず…現職「定数多すぎる」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
読売新聞 2014年04月29日 17時57分
28人が立候補し、27日に投開票が行われた福島県伊達市議選(定数26)
は、上位25人以外、法定得票(303・683票)に届かなかったため、26
人目の当選者がいない異例の事態になった。
同市選管の永井俊博委員長(81)は「欠員なんて聞いたことがない。残念だ」
と肩を落とした。
公職選挙法によると、法定得票は、当選に必要な最低限度の票数で、市町村議
選の場合、有効投票数を定数で割った数の4分の1。今回の市議選は、有効投票
数が3万1583票で、当選した25人以外では、220票が最多だった。
同市選管によると、欠員が議員定数の6分の1以上となる5人なら、欠員全員
を選び直す再選挙が行われる。欠員1人でも、補欠選挙が市長選に合わせて行わ
れるが、同市は、直近の市長選が1月26日投開票であり、任期満了に伴う次回
市長選は、市議の任期満了前6か月以内の実施になるので、市議の補欠選挙は実
施されない。
このため、5月1日から4年間の任期中、市議は25人のまま、補充されない
可能性が高い。
今回の市議選では、現職の議席を脅かす有力な新人候補が出ておらず、現職陣
営に安泰ムードが漂っていたとされる。投票率も前回から9・71ポイント減の
60・43%で過去最低だった。
当選した現職市議の一人は「定数が多すぎる。5町の合併後、議員を削減しき
れていない市議会の責任は大きい」と話す一方、「地方自治体の議員を目指す、
力のある若者が出てこなくなった」と話している。