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「しばけや」「体罰や」…増長くっきり 生徒が教諭挑発「増えた」4割 大阪市立中 桜宮体罰事件の余波
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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産経新聞 2014.4.29 07:45
大阪市立中学校の校長らで作る研究班のアンケート調査で判明した生徒の挑発・
揶揄行為の具体例。桜宮事件以降、教育現場で体罰撲滅が進む水面下で、教諭は
手出しできないと踏んだ生徒が増長し、挑発的な言動を繰り広げている実態が浮
かび上がった
大阪市立桜宮高校の体罰事件が発覚して以降、同市立中学校の生徒指導担当教
諭の約4割が生徒から「しばけや」「体罰や」などと言われる挑発・揶揄(やゆ)
が増えたと感じていることが、市立中の校長らで作る研究班の調査で分かった。
約6割が「生活指導をやりにくくなった」とも回答。桜宮事件をきっかけに全国
的に体罰撲滅が進む水面下で、生徒の一部が増長し、教諭が萎縮している現状が
浮かび上がった。
桜宮高校で平成24年12月、男子バスケットボール部の男性顧問=懲戒免職
=から繰り返し体罰を受けていた2年生の主将が自殺。文部科学省が緊急の全国
調査に乗り出し、各地で体罰を行った教諭の処分が相次ぐなど社会問題化した。
こうした中で市立学校の現場から生徒の挑発行為に悩む声が上がるようになった。
生活指導の経験が長い市立弘済中学校の赤間英松校長を中心に現状把握のため
の研究班を発足。昨年11月に市立中にアンケートを行い、128校の生徒指導
担当教諭から回答を得た。
(>>2以降に続く)