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ＰＭ2．5対策 日韓が協力することで一致
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２８日から韓国で始まった、日本、中国、韓国の環境大臣会合で、
石原環境大臣は韓国のユン・ソンギュ環境相と会談し、
大気汚染物質、ＰＭ２．５の対策を進めるため、
測定の技術や観測データの共有に両国が協力していくことで一致しました。
日中韓３か国の環境大臣会合は韓国のテグで始まり、
石原環境大臣は２８日夕方、韓国のユン・ソンギュ環境相と会談しました。
会談の冒頭で、ユン環境相は旅客船の沈没事故について触れ、
「日本政府が哀悼の意を表するメッセージを送ってくださり、
大変ありがたく思う」と述べたのに対し、石原環境大臣は「改めて心からお悔やみを申し上げたい」と述べました。
環境省によりますと、会談では、ＰＭ２．５の対策を進めるため、
日本から測定の技術を伝えることや、韓国から観測されたデータを提供してもらうことなどについて、
両国が協力していくことで一致したということです。
一方、２８日に予定されていた石原環境大臣と中国の李幹傑次官との会談は、
中国側の事情で開催されませんでした。
日中関係の政治面での冷え込みが影響としているとみられ、
日本政府は２９日までの会合中に会談を開くことができるよう
、引き続き中国側と調整を行うことにしています。
韓国との２国間の会談のあと、石原環境大臣は、大気汚染物質、
ＰＭ２．５の対策について、「私からは日韓がしっかりしたデータを基に科学的に話をして、
中国も巻き込み、３か国で取り組んでいこうと伝えた。突っ込んだ意見交換ができた」と述べ、
今後、韓国との協力関係を深めていく考えを示しました。