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理化学研究所や東大などの研究グループは、浸すだけでマウスや小型サルの脳を丸ごと透明にできる
「透明液」を開発した。サルの脳を丸ごと透明にできたのは世界で初めて。いまなお解明されていない
謎が多い脳の働きを解き明かす大きな手段になる可能性がある。
脳を構成する細胞の種類は他の臓器と比べて格段に多く、それらが複雑につながって、多彩な機能を
発揮している。脳の中で何が起きているのか直接見ることができれば、機能の解明が大きく進むと期待
されており、世界中で透明化の技術開発が進んでいる。
理研生命システム研究センターの上田泰己(ひろき)グループディレクターらは、理研がこれまでに
見いだした2種類の透明化薬剤に、新たな有機化合物を混ぜることで、従来法を超える高度な透明化を実現した。
マウスの脳だと、約30億個ある脳の細胞を一つ一つ観察できるという。神経同士のつながり具合などを
直接見ることで、脳機能の解明につながる。方法は簡単で、2種の「透明液」に計10~14日間漬けるだけでいい。
[朝日新聞]2014年4月28日17時36分
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